西国お遍路“行雲流水”

西国三十三所や四国八十八ヶ所を雲のごとく水のごとく巡礼した記録

街道を行くぞ!第7弾 南海道 紀伊駅~大年神社

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大年神社

街道を行くぞ!第7弾、2021年7月14日に行ってきました! 予告どおりに週1回ペースの更新です。

この日は晴時々曇り、ところにより急な雷雨というてんこもりな予報でしたが、今回は町中ルートで退避場所にも困らなさそうだったので、断行です。しかしこのところ同じような天気ばかりでうんざりしますね。ただ、皆さんも雷にはくれぐれもご注意ください。インドではここ数日で、雷のために何十人もの方が亡くなっているそうです。

ちなみにサングラス問題ですが、これはある程度解決しました。気温の問題もあるようで、気温が高かった今回はあまり曇りませんでした。前回は雨で気温が低く、峠の気温計が24度を指していたくらいでしたので、曇ったのでしょう。

今回も正確な距離ではありませんが、 Googleマップでポイントをチェックして距離を確認したところ、往復で33.1kmでした! 実際には街道を通れていない部分もあるのですが、まあ、アバウトに言うとそれくらいです。時間は休憩をあわせて8時間30分となりました。歩数はスマホのアプリでは47,844歩でした。前回よりは6,000歩くらい長くなっています。

また、ASUS VivoWatch BP(HC-A04)によると距離は33.2km、歩数は48,015歩、消費カロリーは2,286kcalという結果でした。2,000歩ほど多かった前々回の街道旅では4,788kcal消費していたのに、なぜか今回は半分くらいのカロリーしか消費していません。なぜでしょうか?

実は今回はサブリュックを使用していたので、荷物の重さがおそらくいつもの半分から3分の1程度だったのですね。それが影響しているのでしょうか。もしそうだとしたら、ASUS VivoWatch BP(HC-A04)は相当優秀なヤツだということになります。

南海道 紀伊駅から大年神社まで

南海道に関しては、和歌山県公式観光サイトのホームページ「街道マップ」から、各歴史街道のマップがダウンロードできます。

www.wakayama-kanko.or.jp(2021.7.15閲覧)

ただ、熊野街道マップと比べると南海道マップは少し道が分かりにくく、また道標等もまったくないため、コースを正確に歩くのはかなり難しいと思います。私もかなりコースを外れてしまっています。

前回、「紀伊駅」まで歩いておきましたので、今回の南海道の旅は「紀伊駅」からスタートです。電車ではなく、やはり車で移動しました。いつもどおりに摂津北ICから近畿道に乗り、阪和道を南下して和歌山北ICで降りました。そこから左折していったん国道24号線に入り、「小豆島あずしま」交差点で左折して県道149号線を北に上がります。「弘西」交差点で右折して県道7号粉河加太線を東に進めば、程なく「紀伊駅」に到着です。9時30分ごろには到着していました。

しかし、ここから駐車場探しが難航します。駅からちょっと東に進んだところにあるスペースeco紀伊駅前第2を狙っていたのですが、どこから入ればいいのか最初分かりませんでした。しばらくぐるぐると回り、何とか入れたのですが、まさかの満車! 残念ですがあきらめます。24時間最大300円という価格が魅力だったのですが……。

ここに来る途中で、「紀伊駅」の南側にも駐車場があったことを確認していました。24時間最大450円とうたっていたので、そこを目指します。駅の西側には Times の駐車場がありましたが、1日最大600円です。フラップ式の駐車場ですから、1台1台の駐車スペースにどうしても固定費がかかってしまいます。それゆえ、割高になってしまうんですよね。

で、私が停めた駐車場は、スペースeco紀伊駅前第5でした! ここのところ、スペースecoシリーズにはお世話になっております。スペースecoにしては割高ですが、450円はまあ打倒なラインでしょう。停めやすいですし、ありがたいです。というわけで9時45分ごろ、無事に車を停めることができました。

南海道 紀伊駅から府守神社まで

紀伊駅前を9時48分に出発し、府守ふもり神社には10時24分に到着しました。Googleマップよりも10分以上時間がかかってしまっています。実は一度出発したものの、車にタオルを忘れていたことに気づき、取りに戻っていました。これで5分以上ロスしているはずです。また、道が複雑で地図で確認しながら歩いていたため、時間がかかっていると思われます。 

前回と異なり、この日はいいお天気でスタートです。気持ちいいのですが、すでに暑いです。朝から車の温度計はずっと30度以上を示していました。出発時点では32度でした。

まずは「紀伊駅」を確認します。9時48分でした。

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※朝の紀伊駅

ただ、天気がいいとはいえ雲のもくもく具合がスゴイです。いつ、にわか雨が降ってもおかしくないですね。なお、ピークオフだからか駅前には人っ子一人いません。

地図を見るかぎりでは、ここからまずは南下するようです。いったん駐車場の方まで戻り、さらに南下していきます。200メートル少々でしょうか。

一番南まで行くと、道は道なりに右へ曲がっています。そちらに進みましょう。

しかし、私はすでに吹き出ていた汗をふこうと思ったところ、タオルを忘れてきたことに気がつきました。ここまで来たのに、戻るしかありません。だいたい往復で5分くらいのロスです。

気を取り直して、再開です。再開してからちょっと厄介だったのが、ゴミ収集車と抜きつ抜かれつ状態になったことです。この辺りは道がせまいので、ゴミ収集車が通る際にはちょっと端に寄って立ち止まらなければいけません。それを3~4回繰り返したと思います。ちょっと余計に時間がかかってしまいました。

南まで行って道なりに右に曲がると、80メートルほどで右側に来迎寺が現れます。ここで9時59分です。

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※来迎寺

ここからさらに80メートルほど進むと、道は今度は右に折れていきます。左側に用水路が現れますので、すぐに左に曲がって用水路を渡りましょう。

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※用水路を渡るポイント

上の写真で言うと、左に進むとガードレールのところが橋になっています。橋を渡るとすぐに右折です。

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※用水路を渡ったポイント

上の写真では右折して右上に進んで行くことになります。ここで、10時2分です。

70メートルほど進んで、大きい方の道を道なりに、右へ進みます。

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※ややこしいポイント

上の写真で右上に進むことになります。しかしすぐにまた左折です。ようするに、上の写真にある公文式紀伊弘西教室が目印になります。左折すると教室の前を通ることになります。

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※左折しようとしているところ

上の写真だと、これから公文の教室の前を通ります。そして、教室の前を過ぎたらすぐにまた左折です。公文の横を通るような感じになります。左折してすぐの写真が下です。時刻は、10時7分でした。

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※公文の角を左折する

これで方角的にはまた南に向いています。この道を南に突き当たると、自然と右に曲がって西に向くようになり、左前には弘西文化会館や正恩寺が出てきます。

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※正恩寺の屋根(左奥)

弘西文化会館前、10時9分の到着です。

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※弘西文化会館

そして、正恩寺です。

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※正恩寺

この正恩寺の手前で右に曲がります。

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※正恩寺前の右折ポイント

上の写真で右上に進むわけです。

すると、道は道なりに左に曲がっていきます。

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※街道の目印となる立派なお宅(白い建物は屋敷の門のようなもの)

ここまで来ると、道は非常にシンプルになります。ひたすら真っ直ぐ進むだけです。

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※奥に見えるのが紀伊幼稚園

ここから先の目印は、割と小学校が分かりやすいです。まあ、昔からある道ということで、小学校もその道沿いに建てられたのでしょう。

紀伊幼稚園が見えてきたのは10時12分でした。この紀伊幼稚園の隣が和歌山市立紀伊小学校です。

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※紀伊小学校

この日1つ目の小学校です。ここで10時14分でした。

さらに120メートルほど進むと、今度は左側に和歌山市役所紀伊支所兼紀伊地区会館が出てきます。

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※和歌山市役所紀伊支所

ここからすぐに、今回の街道で初めての信号が登場します。信号の向こう側にはJAわかやま紀伊支店がありました。

さらに150メートルほどで、今回の街道では2つ目の信号が現れます。小さな信号です。

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※街道2つ目の信号

信号まで行って右を見ると、何と県道の前に鳥居があります。和歌山在住時代にはこの県道7号粉河加太線もよく通っていたはずなのですが、こんなところに神社があったということはまったく認識していませんでした。

とここで、待てよ?と思いマップを見てみます。行くべきポイントとしてマップに載っている聖天宮府守ふもり神社)かもしれません。

ちょうど犬の散歩をされているおじさまがいらっしゃったので、「あれは聖天宮しょうてんぐうですか?」と聞いてみます。「そうです」とのことで、無事に府守神社を発見できました。

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※府守神社鳥居遠景

鳥居の前を走る県道の信号を渡り、鳥居の前まで行きました。時刻は10時22分でした。

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※府守神社鳥居と紀伊国府跡の石碑

マップにも記載がありましたが、どうやらこの辺に旧紀伊国の国府が置かれていたようです。国府と言うのは、まあ県庁のような役所ですね。まったく遺構はないようですが、地名等からこの辺に比定されるということです。

参道は木々に覆われていてちょっと涼しいですね。

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※府守神社参道

さらに奥に行くと、本殿社務所が見えてきました。

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※手前は社務所

本殿の前は少し広いスペースになっています。

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※府守神社本殿

本殿で、今回の旅の無事をお祈りしました。

府守神社から丹生神社の樟樹

府守神社を10時24分に出発して、丹生神社の樟樹前を10時56分に通過しました。ほぼGoogleマップと同じ時間で歩けています。いい感じですね。 

府守神社を出発して、街道に戻ります。阪和道の高架まではひたすら真っ直ぐです。

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※街道沿いの邸宅と会田内科

この辺は特に目印もありませんが、道も分かりにくいことはありません。

10時32分、阪和道の高架が見えてきました。分かりやすかった街道も、いったん終了です。

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※奥の緑が阪和道の高架

この辺の阪和道は、高架と言うよりは厳密には土を盛りつけて造られているので、緑が生い茂っています。 

横断歩道で県道7号線を渡ります。昔コンビニだったであろう建物の裏を通り、結局県道7号線と合流して阪和道の下を通ります。

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※昔美容院だったと思う建物

私の記憶では前は美容院だったように思います。今は何もやっていませんでした。

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※阪和道の下をくぐる

上の写真のように、阪和道の下のトンネルを通ります。歩道が細いです。10時34分です。

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※分岐点

トンネルをくぐると、上の写真の場所に出ます。ここは、白い建物とカーブミラーの間の細い道を進んでいきます。これ道なの?と思うような道ですが、ちゃんとかなり先までつながっています。ここで10時38分でした。

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※とても細い街道

先程の歩道と同じくらい細い道を、ひたすら進みます。これはGoogleマップには出てこない道で、途中から用水路沿いに進みます。家と家の間を通っているような感じですが、薄暗くてジメジメしており、夜は通りたくない道ですね。

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※こんなところを進む

まあ、必ずここを通らなければいけないわけではありませんので、もっと通りやすい道を通っていただいても問題ありません。時刻は10時40分でした。

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※フィニッシュデザインスギモトの看板

出てくるのは、このフィニッシュデザインスギモトの看板のところです。道は半地下を通ってきたような感じでした。ここからはきちんとした道になります。位置的にはヤマト運輸和歌山府中センターの真北30メートルくらいのところです。

なお、この道はGoogleマップ上で表記されませんので、このパートのトップに掲載している地図では県道7号線をそのまま直進し、ASA六十谷のところを右斜め後方に曲がるルートに設定してあります。

街道の次の分岐ポイントは、グリーンルーフのうがわというアパートのところになります。下の、アスファルトではなくコンクリートの道を進みましょう。この道はGoogleマップでも認識されています。ここで10時43分になっています。

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※街道の分岐ポイント

ASA六十谷から来た場合は、1つ目の左に入るところは無視して、ここまで来てください。

ここからは、またしばらく道なりになります。

この十字路で10時49分です。

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※竹やぶ

おそらく高くなっている土地を守るために竹やぶになっているのだと思います。ここも真っ直ぐです。

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※道なりに左に曲がる

この後少し道は高くなっており、道なりに左に曲がっていきます。上の写真左側の黒い日本家屋を過ぎたら右折です。直川小学校の方へ進みます。

10時51分、和歌山市立直川のうがわ小学校前を通過です。

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※直川小学校

本日2つ目の小学校です。直川小学校の北側を通過します。体育館がこの通りに面しており、ちょうど私が通ったときには、「これから3時間目の体育の勉強を始めます!」という男の子の元気のよい号令が聞こえてきました。他の児童もそれに負けず劣らず声を出して応じています。こんな素直な子どもたちも、やがて腹黒い大人になっていくのでしょうか。

小学校の隣には和歌山市役所直川支所兼直川地区会館があります。扉が開いており中で何かされていました。

そこから100メートルほど進むと右側に小さなお堂がありました。

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※お堂

謂れ等はよく分かりません。

ここから100メートル弱で、マップに目印として載っている丹生神社の樟樹のところに到着しました。

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※丹生神社の樟樹

ここは丹生神社の真裏に当たり、鳥居はここから100メートル以上南に行かないといけませんので、神社の境内には入っていません。Googleマップで見ると、新しく整備されていてキレイな神社です。

丹生神社の樟樹から法善寺付近まで

丹生神社の樟樹を10時56分に通過し、法善寺付近を11時45分ごろ通過しました。ただし、ここで私は街道の正しいルートが分からなくなってしまい、街道を外れて県道7号粉河加太線を歩いています。下の地図は正しい街道のルートを示しています。 

丹生神社の樟樹から西に100メートルほど進むと、菖蒲井戸というものを発見しました。時刻は10時58分です。

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※菖蒲井戸

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※菖蒲井戸

何でも、この西方を流れている千手川が昔はこの辺りまであり、この辺りは開墾されて田畑が増えたものの、まだ菖蒲ヶ池や祓い池と呼ばれるものが残っていたそうです。しかし時代を経てそれらもなくなってしまい、現在はこの菖蒲井戸のところだけが往時を伝えているそうです。なお、建造年代は鎌倉時代の嘉禎元(1235)年ということです。

ここからさらに100メートル弱進むと、JR阪和線にぶち当たります。

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※JR阪和線の線路

位置的には、「六十谷駅」の北方50~60メートルのところですが、奥に進んだうえで、右に進むべきか左に進むべきか迷うところです。

右は車が通れる道です。

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※右に行くとJR阪和線のガード下をくぐる

ガード下をくぐるとすぐに左に行く橋があり、道としてはこちらの方が近道です。なお、Googleマップで千手川を渡る橋の名前を調べてみたのですが、ストリートビューの写真ではなぜか橋の名前のところにモザイクがかけられています。何かしら秘匿すべき名前のようです。

私はこちらの左の方に行きました。

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※左ルート この先に踏切がある

マップ上でも、しばらく阪和線に沿って歩くような感じになっていますので、正解はこちらだと思います。ただ、踏切を渡った後の正しいルートがちょっと分からないです。

とりあえず、これが踏切です。

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※古宮踏切(手前)と六十谷駅(奥)

踏切を渡ります。ここで11時3分です。

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※古宮踏切

線路を渡った後、マップではほぼ直進しているのですが、Googleマップで見てもそのような道はありません。そこでいったん右折して北に進み、それらしい道を歩いていくことにしました。

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※いったん北へ 奥を左へ

奥のところを左に行きました。

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※左折ポイント

この倉庫のところで左折していきます。

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※左折後つづいていく街道

おそらくこれで合っていると思います。

その後、900メートルくらい直進します。すると、信号の手前右側にうどん屋さんが出てきました。11時15分です。

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※うどん工房かつらぎのある交差点

ここも直進です。100メートルほど進むと、右側に和歌山市立有功いさお小学校が出てきました。11時18分です。

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※有功小学校

この隣が伊達いたて神社です。

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※伊達神社

11時20分、伊達神社鳥居前に到着です。

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※伊達神社鳥居

コンクリートで造ったらしい、新しい鳥居です。

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※伊達神社参道

この参道も雰囲気があります。参道を抜けると、やはり開けたところがあり、そこに本殿がありました。

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※伊達神社本殿

ここでも、旅の無事をお祈りさせてもらいました。

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※伊達神社由緒略記

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※鳥居についていたセミの抜け殻

鳥居まで戻ってきたのは11時24分です。ここまで思った以上に時間がかかっていました。

街道を西へ進みます。伊達神社から500メートルほど西に進むと、街道はT字路に突き当たります。ここで私は右に進んでしまったのですが、後からマップとGoogleマップをよく見比べると、どうやら左が正解のようです。

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※間違えて進んだ右側

こちらが正解ルートの左側。

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※左側の正しいルート

このパートのところに掲載してある地図は、左側を通らせています。なぜこちらが正解かと言うと、マップを見てルートを確認しているのももちろんなのですが、Googleマップによるとこちら側には地蔵堂があるということになっているからです。街道で人が通っているからこそ、地蔵堂も建立されるはずです。

私は間違えて右の方に進んでしまいましたが、しかし最終的にこの橋を渡るということは共通しているので、まだリカバリーできる可能性はありました。ここで11時35分です。

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※千手川にかかる橋 手前が人間用

そして、この橋を渡ってから道の向こう側に渡り、ロイヤルハイツ吉田のエントランスの外側で少し休憩させてもらいました。日射しを避けられるだけでもだいぶありがたいです。

まずは飲み物を購入し、ほっと一息ついてからマップでこの後のルートを確認します。ところが、なぜか現在位置を間違えて認識しており、マップどおりの街道ルートがまったく分からなくなってしまいました。

そこで、街道ルートはいったん諦めて、県道7号線を歩いていくことにしました。この先の目的地の一つであるガーデンパーク和歌山に行くためにはどこかで県道に出ておく必要がありますし、早いか遅いかだけの違いですから、大した問題ではありません。ということで、県道へ出ます。

街道を歩きたい方は、このパートのGoogleマップを見て歩いていただければと思います。

法善寺付近から和歌山港フェリーターミナルまで

法善寺付近を11時45分ごろに通過し、和歌山港フェリーターミナルには14時13分に到着しました。2時間28分かかっていますが、ガーデンパークに50分くらいいましたので、そう考えると意外と早いペースだと思います。なお、県道7号線から外れて南西に向かっていますが、ここから先はまったく街道旅とは無関係になってしまいます。興味のない方は帰り道の大年神社からのパートまで飛ばしていただいても結構です。

私は結局、2km強、県道7号粉河加太線を歩きました。いろんなお店もあり休憩できるところも多いです。逆に、道が広くて開けているため、路面からの照り返しが強いように思います。

途中にあったのは、本日4つ目の小学校、和歌山市立楠見くすみ小学校です。時刻は11時53分でした。

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※楠見小学校

楠見小学校から900メートルほど進んだところに、わか寿司というお寿司屋さんがあります。私はここから街道を外れて、ガーデンパーク和歌山という商業施設を目指します。この角を左に曲がり、今度は県道150線を南西方面に進みました。この時点ですでに12時5分です。

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※わか寿司

県道150線を進むと、南海本線の和歌山大学前5号踏切があります。これを渡り、「梶取かんどり」という交差点まで進みました。「梶取」からさらに700メートルほど直進すると、県道752号線(※以前は国道26号線だった)にぶち当たります。ここの「島橋」という交差点を左折すると、程なくガーデンパーク和歌山です。

ここはオークワという和歌山最大手のスーパーチェーンが経営する複合商業施設で、シネコン(※シネマコンプレックス、複合映画館のこと。昔の映画館は1スクリーンで、系列の映画しか上映していなかった)もあります。私の記憶が正しければ、ここのシネコンは和歌山市で初のシネコンだったと思います。

和歌山出身の家内の話では、ここができるまでは岸和田カンカンベイサイドモールまで行っていたそうですから、和歌山市民はシネコン難民だったわけですよね。現在はここから北へ約4.5kmのところにあるイオンモール和歌山にもシネコンがありますので、 急に過剰供給になってしまいました。

ちなみに、このガーデンパークにやって来た理由は、家内のお母さまにお会いするためです。この夏の歩き旅の計画をお話して、見届け人?になっていただくためです。この夏の歩き旅の計画については、また後程くわしくお話します。

ということで、12時40分ごろ、ガーデンパークの敷地に入って歩いていきます。すると、向こうから家内のお母さまが歩いてこられるではありませんか! 何でも、県道で歩いている姿が見えた、ということでした。しかし、帽子・サングラスでまったく誰か分からない服装だったと思うのですが、よくお気づきいただきました。

トイプードルのマロンちゃんがいて建物の中には入れないので、少し車でお話させてもらいました。夏の歩き旅の計画表もお渡しします。実はお母さまも結構いろいろ歩いておられて、歩き旅では大先輩です。熊野古道のご本までいただきました。さらにはミカンや、アイリスというケーキ屋さんのカフェロールなど、至れり尽くせりでいろいろいただきます。こちらは手ぶらだというのに、申し訳ありません。

マロンちゃんのお話なども含めて、30分ほどお話させていただき、お別れしました。また夏の歩き旅では連絡をとらせていただきます。

その後私はガーデンパークの中に入り、トイレを済ませて2階にあるのらやガーデンパーク店で遅めの昼食をいただきました。お昼のランチセットで880円です。天ぷら、カツオご飯、ざるうどんがついてそれですから、上出来でしょう。個人的にはオクラの天ぷらは好んで食べるものではないので、ありがたかったですね。夏バテ防止にはやはり夏野菜です。

13時30分、十分な休息を済ませて出発です。かなり雲が多い空模様になっています。ここからは和歌山港フェリーターミナルを目指します。

ガーデンパークの敷地を出て「御膳松」の交差点を西に向かいます。そこから少し歩き、一つ目の信号を左に曲がりました。すでに13時42分になっています。

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※左折ポイント

道は緩やかにうねうねと左右に曲がっていきます。それほど大きな道ではなく交通量も少なく、歩道もちゃんとありますので、とても歩きやすいです。

曲がってから20分弱歩くと、左側に紀の川河口大橋、和歌山市民が「百円橋」と呼ぶ橋が現れます。

この橋は2010年までは自動車の通行に100円を徴収していました。それで地元の方々は百円橋の愛称で呼んでいたわけです。一応右側に歩道もありますので、歩いて渡っても大丈夫なはずです。時刻は13時57分です。

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※紀の川河口大橋の登り口

登り始めてみると……。すぐに後悔しました。高さが結構あります。景色はいいのですが……。高所恐怖症にとっては足がすくむ高さですね。

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※紀の川河口大橋から河口側を撮影

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※紀の川河口大橋から上流側を撮影

実は中州からもう1本の橋が続いています。こちらの方が高くなっています。名前は青岸橋みなと大橋)とGoogleマップには書いてあります。

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※青岸橋(みなと大橋) 黒いものは私の指

最後はらせん状になっているところを降りていきました。橋を降りると、もうすぐに和歌山港フェリーターミナルです。

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※和歌山港フェリーターミナル

本日の、街道が関係ない旅のゴールはこちらです。

なぜフェリー乗り場がゴールなのかと言うと……。7月20日にフェリーに乗り、四国徳島に渡って歩き遍路を始めるからなのです!!

実は、第1弾から第7弾の今回までの街道歩き旅は、家からお遍路までの往復の歩きを兼ねていたわけなんですね。ここからまた、新たな旅が始まる、というわけです。

 というわけで新企画、「四国八十八ヶ所2周目 歩き遍路の旅」を7月20日から8月29日までの日程で実行予定です。私自身の体調や天候如何によってはこの期間中の結願は無理かもしれませんが、何とか行ける範囲で行ってきたいと思います。ご期待ください! 

和歌山港フェリーターミナルから大年神社まで

和歌山港フェリーターミナルを14時13分に出発し、大年神社には15時58分に到着しました。実は再度、ガーデンパーク和歌山で20分ほど休憩していましたので、こんなに時間がかかっています。しかし休憩時間を合わせるとGoogleマップとそれほど違いはないですね。

歩き遍路旅につながるゴールはこのフェリーターミナルでしたが、街道旅のゴールを一応大年神社にしようと考えていました。来た道を真っ直ぐ帰ってもよかったのですが、それほど大きく迂回するわけでもありませんし、今までと同じように神社でしめるのがいいかな?という感覚です。

というわけで、まずはガーデンパークまで戻って休憩することにしました。行きに通った紀の川河口大橋が結構怖かったので、今度は違う橋を渡ってガーデンパークまで戻ろうと思います。となると、紀の川を渡るにはあと紀ノ川大橋北島橋が考えられます。北島橋まではちょっと距離があるので、紀ノ川大橋を渡ることにしました。 

とはいうものの、紀ノ川大橋も和歌山在住時代は何度も車で通っていましたが、歩いて渡る場合、どこから登っていくのか分かりません。まあ、近づけば何とかなるだろうと思って橋のたもとまで進むことにします。

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※青岸神社跡地の碑?

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※青岸神社跡地の説明板

途中、道の右側に青岸神社の跡地と思われるところがありました。

フェリー乗り場から「加納町」という交差点までおよそ20分ほど、歩きます。そこで左折して「久保丁」という交差点の方までおよそ800メートルほど進むと、どうやら橋へと上がっていけそうなところがありました。ちょうど自転車のおじさまが上がっていかれます。記憶では何となく両側に歩道があるように思っていましたが、右側だけのようです。

紀ノ川大橋まで上がって河口側を見ると、先程渡ってきた紀の川河口大橋青岸橋が見えました。ここで14時39分です。

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※紀ノ川大橋から河口側を撮影

写真で見ると、結構遠くまで歩いてきたことが分かります。

橋を渡り終えて800メートルほどでガーデンパーク和歌山まで帰ってきました。ここにはサーティワンがあることを知っていますので、そこで休憩しようと思ってたのです。ちょっと贅沢してスモールダブルにします。何でも現在亀田製菓とコラボ中とのことで、ハッピーターン2枚がおまけでついてきました。甘くてしょっぱい、最強のお菓子、ハッピーターン! 汗をかいている身にはこのしょっぱさがありがたいですね。

15時20分まで休憩し、ここから北上して大年神社を目指すことにします。距離にして約3km、ひたすら県道752線を北上します。ほぼ40分、歩いていますね。

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※大年神社一の鳥居

15時58分、大年神社鳥居に到着です。ここから参道を歩いて、本格的な境内の入口はこちらになります。

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※大年神社二の鳥居

この鳥居をくぐると、境内になるようです。境内はこんな感じでとても静かです。

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※大年神社境内

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※大年神社説明板

本殿で、帰りの旅の安全を祈願しました。これで、街道旅としての往路はゴールしたことになります。

帰り道 大年神社から丹生神社の樟樹まで 

本来ならば帰り道ということでまとめて端折ってしまうところですが、行きに通っていない街道部分を通りますので、途中まではレポートしておきたいと思います。大年神社を16時1分にスタートして、丹生神社の樟樹のところは17時30分ごろ通過しました。Googleマップよりもむしろ速いペースで進めていますね。 

大年神社からの帰り道は、マップを見ると貴志小学校の北側を通るような感じです。細い道にはなりますが、県道15号線の1つ北側の道を進んでいくようです。

ということで、いったん県道752号線の「梅原」交差点まで戻ります。ここから東側の街道の方に渡るには、どうやら歩道橋を渡るのが一番無駄がないようです。少しでもアップダウンは避けたいところですが、仕方がありません。「和歌山市中」という標識の出ている、名前の分からない歩道橋を渡りました。 

歩道橋を渡ると、すぐに街道になります。2年前にお世話になった建徳寺の前を通りました。16時8分です。

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※建徳寺

ここから先の道があまりにも細いところがあり、貴志小学校らしきものもまったく見えてこないので、ちょっと不安になりました。

しかし、道なりで正解でした。和歌山市立貴志きし小学校、16時14分でした。

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※貴志小学校

貴志小学校を過ぎると、本来の街道は道なりに左に曲がり、すぐにまた道なりに右に曲がって進んでいきます。その後は、Googleのストリートビューも来ていないような細い道になりますが、一応Googleマップ上には表記される道です。

正規ルートでは、栄谷諏訪神社(※神社は見えない)の南を通って東に進み、ちょっと北へ上がってから改定寺(※山門は見えない)の北側を通って真っ直ぐ道なりに進みます。やがて少し大きな道に出るので、そこを左、東に向けて進み、西川橋を渡っていくことになります。 

私は貴志小学校の東側で右に曲がり、すぐに少し大きな道の方に出ました。この道が真っ直ぐ西川橋まで続いています。なぜこちらを選んだかと言うと、マップに岸村行宮あんぐう推定地というのが載っていたからです。

マップの記載では、天平神護元(765)年、称徳天皇が和歌の浦に行幸の際、この辺りで1泊された、ということのようです。

その場所を探していると、安高大神と鳥居に書かれている神社がありました。

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※安高稲荷

マピオン*1によると安高稲荷というようですが、和歌山県神社庁*2には登録されていないようです。扉のところにも「私有地につき、信者の方以外立ち入り禁止」と書かれていて、一般に向けてオープンにしている神社ではないようです。

ここからすぐに、正面に立派な邸宅が見えてきます。

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※行宮推定地付近の立派な邸宅

お寺のようにも思えるのですが、Googleマップにも特に記載がなく、よく分かりません。また、行宮推定地を示す石碑なども特に見つかりませんでした。

ただ、ここから少し大きな道に出るのに、小さな橋があるのですが、橋の名前をよく見てみると、どうも帝橋と書いてあるように思います。

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※帝橋?

一応称徳天皇の所縁を示す橋の名前となっているのでしょうか。ここで16時18分でした。

ここからは、ひたすら、少し大きな道を歩きます。県道7号粉河加太線は、現在4車線の大きな道になっており、この道の1本南側を通っているのですが、昔はこちらの道が県道7号線だったはずです。ですから、ここは古い道なのです。西川橋の近くで、正規の街道ルートとも合流です。

西川橋を渡ってすぐ右側に、地蔵堂らしきものがありました。ここで16時32分です。

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※なかぐち前の地蔵堂

ここから150メートルほど東へ進むと、オークワオーストリート和歌山北バイパス店に着きました。ここでトイレをお借りし、クーラーバッグに入れていたアクエリアスを飲みます。割とまだ冷たかったですね。朝8時ごろに茨木のコンビニで購入して、9時間近く経っているはずですが、意外と頑張ってくれています。記憶が正しければ、ここまででポカリスエット1本、アクエリアス2本飲んでいると思います。やはり暑いので消費量も増えます。

ベンチでおじいさんとおばあさんが高校野球のお話をされていました。まあ、関東圏の人でなければ、始まってもいないオリンピックはまだ他人事ですからね。智辯と箕島がやって智辯が負けたというようなことをおっしゃっておられましたが、帰ってから調べてみると8対2で智辯和歌山が勝っていました。途中経過まででお話されてたのかもしれません。

ここからはラストスパートです。街道は、「大谷」の交差点で4車線の県道7号粉河加太線に合流します。700メートルくらいはそのまま進み、国中歯科医院を通り過ぎてすぐに左に曲がれば、法善寺の前を通る街道になります。

しかし私は曲がるべきところがやはりよく分からず、そのまま7号線を進みました。結局、行きと同じところを通ることになりました。

さらに700メートルほど7号線を進み、左に曲がって千手川にかかる橋を渡ります。ここからも行きと同じ道を通って、正規の街道ルートに合流です。

伊達神社の前を、17時11分に通過しました。

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※帰路の伊達神社鳥居

さらに歩いて、JR「六十谷駅」北側の踏切を渡ります。ここで、17時24分です。

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※帰路の古宮踏切

丹生神社の樟樹が見えてきたのは、17時28分でした。

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※丹生神社の樟樹

この樟くすのきですが、東から来た行きのときはこんなに大きいとは思いませんでした。やはり行き帰り歩いてこそ、分かることがありますね。

17時30分ごろ、丹生神社の樟樹前を通過です。

帰り道 丹生神社の樟樹前から紀伊駅まで

丹生神社の樟樹前を17時30分ごろに通過して、「紀伊駅」に到着したのは16時15分でした。Googleマップでは53分かかるとなっているところを、一部ルートを最適化したとはいえ45分で歩けています。なかなか頑張っていますね。

さて、丹生神社の北側を通り過ぎてからすぐに直川小学校の前を通るのですが、ここで道に迷ってしまいました。道なりでT字路になっていて、右に行くべきか左に行くべきか分からなくなってしまったのです。行きは首からマップをぶら下げていたのですが、ここは行きも通った道だし分かるだろうと、マップをリュックに直してしまっていました。何とかなるだろうと思い、勘でまず左に進みます。すると何となく違うような気がして、戻ってから右に進むことにしました。ちょうど細川米穀店の前を通る形になります。

結果的にはこれが間違いで、正解ルートは左折する方でした。細川米穀店は、行きに見た記憶もなかったんですよね。しかし、そのまま進んでしまいました。

結局県道7号粉河加太線の旧道の方に出る形になり、そのまま進むことにしました。阪和道の下のトンネルなど、最終的には一部通ることになる道だからです。 

そのまま1kmちょっと県道7号線の旧道を進みます。阪和道の下のせまい歩道のトンネルをくぐり、昔美容院だったと記憶している建物のところまで戻ってきました。ここで17時52分です。

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※昔美容院だったと記憶している建物

この建物の北側に横断歩道があり、そこを渡れば街道に戻ります。

ここからしばらくは迷うことなく直進です。聖天宮府守神社)の鳥居の南側で17時58分でした。

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※聖天宮の鳥居

18時7分に正恩寺前を通過です。

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※正恩寺

ここから道は、北の公文式紀伊弘西教室の前を通って右の方に進むことになりますが、そこからは左に行って県道7号粉河加太線に出ることにしました。ちょうど、ローソン和歌山弘西店がある交差点のところです。ゴールの「紀伊駅」にスムーズに出るには、そちらの方が分かりやすかったからです。

県道を700メートルほど歩いて、18時15分に紀伊駅前に到着です。

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※復路のゴール紀伊駅

これで、次回本州に戻ってきたとき、南海道熊野街道もどちらでも再開することができます。まあ、おそらく熊野街道だと思いますが。

今回の旅で使用したサブリュックは、あくまでメインリュックを使用しないときに使うべきもの、という感じですね。コンパクトに折りたたむことができるので、逆に言うと生地はペラペラです。熊野街道を歩くのであれば、中型のちょっといいリュックを買う必要があるように思いました。

次の更新はいよいよ四国八十八ヶ所に関してです。四国からも、できるかぎり情報をアップしていきたいと思っています。

皆さんも、ぜひ街道歩きに挑戦してみてください!

 

最終更新:2021.7.19