西国お遍路“行雲流水”

西国三十三所や四国八十八ヶ所を雲のごとく水のごとく巡礼した記録

街道を行くぞ!シリーズ復活! 熊野古道「紀伊路」レポート予告とこれまでの振り返り 

力侍神社

お待っとさんでございました!

2021年7月にストップしてからまったく進展していなかった熊野街道熊野古道)歩き旅シリーズ、ようやく復活です。

4年越しの歩き旅ですが、2025年8月11日から13日にかけて歩いてきました。これからそのレポートを随時あげていこうと思っています。しかし、前のレポートからかなり時間が経っていますので、まずはこれまでのおさらいをしていきたいと思います。

今回は、復習と予習ですね。

街道を行くぞ!シリーズ これまでの熊野街道とこれからの熊野古道

熊野街道に関しては、大阪府のホームページ「歴史街道ウォーキングマップ」から、各歴史街道のマップがダウンロードできます。

www.pref.osaka.lg.jp(2025.8.16閲覧)

また、「山中渓駅」以南は、和歌山県公式観光サイトのホームページ「街道マップ」から、各歴史街道のマップがダウンロードできます。

www.wakayama-kanko.or.jp(2025.8.16閲覧)

和歌山県下に関しては、こちらのマップの方が分かりやすいと思います。

私はさらに、山と渓谷社から出ている『世界遺産の参詣道をめぐる旅 特選10コース&完全踏破 熊野古道を歩く旅』(※以下、『熊野古道を歩く旅』)を参考にさせていただきました。

www.yamakei.co.jp(2025.8.16閲覧)

みなさんも、上記の資料などを参考にしていただき、ぜひ歩いていただきたいと思います。

とくに、熊野古道には九十九王子くじゅうくおうじと呼ばれる神社、もしくは神社跡があります。平安時代から「蟻の熊野詣」と称された熊野参詣は、皇族、貴族が中心だったと考えられています。彼らの案内役、つまり先達を務めていた修験者たちが、道中の社を「王子」として認定し、いわばチェックポイントとして整備していったというわけです。「九十九」とありますが、四国八十八ヶ所のように99という実際の数を表したわけではなく、現在100か所以上が「王子」として残っています。99というのは、まあ「数多」という意味ですね。

しかし、この数として100ではなく99が使われているのも興味深く思います。西国三十三所、四国八十八ヶ所、九十九王子、いずれも11の倍数となっています。「11」という数には、何か意味があるのでしょう。

これまでの熊野街道

それではまず、これまでの熊野街道の旅を振り返ってみたいと思います。

熊野街道の旅 第1日目(2021年5月22日)

※八軒家舩着場の跡

熊野街道の旅は、京街道の旅のつづきとして、2021年5月22日に始まりました。詳しくは「街道を行くぞ!第2弾 京街道・熊野街道 関目神社~住吉大社」をご覧ください。

熊野街道のスタートは、この八軒家舩着場の跡から60メートルほど西に進んだところでした。説明板があります。

※熊野街道起点の説明板

この日は以下の王子を通過しました。

第1王子 窪津王子(渡辺王子)

※坐摩神社行宮 この地に窪津王子があったとされる

第2王子 坂口王子

※朝日神明社跡 坂口王子伝承地とされる

第3王子 郡戸こおつ王子

※高津宮 この辺りに郡戸王子があったとされる

第4王子 上野王子

※上宮之址 上野王子があったと考えられている

第5王子 阿倍王子

※阿倍王子神社 阿倍王子旧跡

1日目は、第5王子まで通過し、住吉大社でゴールとなりました。その後、住吉大社から関目神社まで戻っています。

熊野街道の旅 第2日目(2021年5月28日)

この日の行程に関して詳しくは、「街道を行くぞ!第3弾 熊野街道 住吉大社~等乃伎神社」をご覧ください。

スタートは、住吉大社です。

第6王子 津守王子

※止止呂支比賣命神社 津守王子が合祀されているとされる

第7王子 境王子

※境王子跡

第8王子 大鳥居新王子

※北王子にある熊野街道説明板 大鳥居新王子があったとされる

2日目は、第6王子から第8王子まで通過し、等乃伎神社でゴールとなりました。この日もまた、等乃伎神社から住吉大社まで戻っています。

熊野街道の旅 第3日目(2021年6月11日)

この日の行程に関して詳しくは、「街道を行くぞ!第4弾 熊野街道 等乃伎神社~南近義神社」をご覧ください。

スタートは、等乃伎神社です。

第9王子 篠田王子

※篠田王子跡

第10王子 平松王子

※平松王子跡 ただし実際はここから北北西に70メートル進んだところにあるらしい

第11王子 井ノ口王子

※井ノ口王子跡

第12王子 池田王子

※池田王子跡 この場所は大阪府歴史街道ウォーキングマップにも『熊野古道を歩く旅』にも記載がない

第13王子 麻生川王子

※株式会社三和製作所 敷地内に麻生川王子があったとされる

第14王子 近木王子

※南近義神社 近木王子も合祀されている

3日目は、第9王子から第14王子まで通過し、南近義神社でゴールとなりました。この日もまた、南近義神社から等乃伎神社まで戻っています。

熊野街道の旅 第4日目(2021年6月25日)

この日の行程に関して詳しくは、「街道を行くぞ!第5弾 熊野街道 南近義神社~波太神社遙拝の鳥居」をご覧ください。

スタートは、南近義神社です。

第15王子 鞍持王子

※正福寺 鞍持王子はこの辺りにあったとされるが南近義神社に合祀されている

第16王子 鶴原王子

※貝田町会館 この地にあったという説がある

第17王子 佐野王子

※佐野王子趾

第18王子 籾井王子

※籾井王子之跡

第19王子 厩戸王子

※厩戸王子跡

第20王子 信達一ノ瀬王子

※伝 信達一ノ瀬王子跡

第21王子 長岡王子

※波太神社遙拝の鳥居の裏手 この近辺に長岡王子があったとされる

4日目は、第15王子から第21王子まで通過し、波太神社遙拝の鳥居でゴールとなりました。この日もまた、波太神社遙拝の鳥居から南近義神社まで戻っています。

熊野街道の旅 第5日目(2021年7月9日)

この日の行程に関して詳しくは、「街道を行くぞ!第6弾 熊野街道 波太神社遙拝の鳥居~力侍神社」をご覧ください。

スタートは、波太神社遙拝の鳥居です。また、この回からついに和歌山県に入ります。

第22王子 地蔵堂王子

※地蔵堂王子
第23王子 馬目王子

※馬目王子跡

第24王子 中山王子

※中山王子跡

第25王子 山口王子

※山口王子跡

第26王子 川辺王子

※川辺王子跡

第27王子 中村王子

※中村王子社跡

5日目は、第22王子から第27王子まで通過し、力侍神社でゴールとなりました。この日もまた、力侍神社から波太神社遙拝の鳥居まで戻っています。

そしてこの日はJRの「紀伊駅」に寄り道をしていました。この「紀伊駅」から南海フェリー和歌山港までの歩きを往復したことによって、家から四国までの全行程を往復したことになるわけです。

そして、2021年7月20日から8月29日までの四国八十八ヶ所通し打ちへとつながっていくわことになりました。

その後、2022年8月14日、15日と第88番札所大窪寺から南海フェリー徳島港まで歩き、2024年8月7日から8月10日にかけて高野山奥之院へのお礼参りを達成しました。

これからの熊野古道

というわけで、2021年7月9日にストップしていた熊野古道の歩き旅を、2025年の今年になって復活させることになりました。なお、これまでは「熊野街道」と言っていましたが、和歌山県下では「熊野古道」と書いてあることがほとんどとなります。このサイトでの記述も、ここからは「熊野古道」と書いていきたいと思います。

今回、2025年8月11日から13日の3日間にかけて歩いてきました。油断していつも履いているASICSGT2000という靴を忘れてしまい、急遽GT1000がを購入しなければいけなくなってしまいました。引越ししたばかりということもあり、準備不足だったようです。

このGT1000がやはりGT2000よりはイマイチだったことから、足を痛めてしまったことと、あまりの暑さで危険が感じられることから、4日目の予定は次年度以降に引き継ぐことにして、今回は3日間で力侍神社からJR「湯浅駅」まで歩いてきました。日ごとの詳しいレポートは、今後アップしていきます。上述のとおり引越しのタイミングとも重なっており、家の片づけをうっちゃっている状態のため、アップのペースは遅くなるかもしれませんが、ご了承ください。

では、予告編です。

熊野古道の旅 第1日目(2025年8月11日)

力侍神社(※実質的には「紀伊駅」)からJR「布施屋駅」まで歩きました。

第27王子 中村王子(リニューアル)

第28王子 吐前王子

熊野古道の旅 第2日目(2025年8月12日)

JR「布施屋駅」から「海南駅」まで歩きました。

第29王子 川端王子

第30王子 和佐王子

第31王子 平緒王子

第32王子 奈久智王子

第33王子 松坂王子

第34王子 松代王子

第35王子 菩提房王子

熊野古道の旅 第3日目(2025年8月13日)

第36王子 祓戸王子

第37王子 藤代王子

第38王子 藤代塔下王子

第39王子 橘本王子

第40王子 所坂王子

第41王子 一壺王子

第42王子 蕪坂塔下王子

第43王子 山口王子

第44王子 糸我王子

第45王子 逆川王子

最後に

王子社の番号で言えば第45王子まで来ていますので、半分近く来たように感じられるかもしれません。しかし、ゴールは那智勝浦町にある那智山になります。人跡稀な山道を通るところも多くなってきます。はたして無事に全王子を踏破できるのか、私にも謎です。

しかし、体力のつづくかぎりは頑張っていきたいと思っています。

そしてぜひぜひみなさんも、私のレポートをご参考にしていただき、巡礼の旅を始めてもらえればと思います。