西国お遍路“行雲流水”

西国三十三所や四国八十八ヶ所を雲のごとく水のごとく巡礼した記録

街道を行くぞ!第8弾 熊野古道 力侍神社~JR「布施屋駅」

JR「布施屋駅」

前回の記事「街道を行くぞ!シリーズ復活! 熊野古道「紀伊路」レポート予告とこれまでの振り返り」で予告していたとおり、この夏に歩いた熊野古道のレポート、第1弾となります。街道シリーズとしては、正式には第8弾となります。

今回の旅では、トータルで3日間、力侍神社からJR「湯浅駅」まで歩きましたが、1日目は吐前王子まで歩き、JR「布施屋駅」で中断しました。

まずは、その第1日目のレポートです。

熊野古道 力侍神社からJR「布施屋駅」まで

熊野古道に関しては、和歌山県公式観光サイトのホームページ「街道マップ」から、各歴史街道のマップがダウンロードできます。

www.wakayama-kanko.or.jp(2025.8.30閲覧)

これは送っていただくこともできます。今回、私は『熊野古道 紀伊路 押印帳』とともに送っていただきました。

また私はさらに、山と渓谷社から出ている『世界遺産の参詣道をめぐる旅 特選10コース&完全踏破 熊野古道を歩く旅』(※以下、『熊野古道を歩く旅』)を参考にさせていただきました。

www.yamakei.co.jp(2025.8.30閲覧)

現在、絶版となっているようですが、古本を購入することはできそうです。

さて、今回は高槻市からの出発です。実は8月初めに実家に引越しまして、そこから出発することになりました。

6時に起床し、準備を整えます。前日の夜はカツカレーを食べたのですが、食べ過ぎていたのか、ちょっとお腹の調子が悪く、朝の準備に手間取りました。結局出発は、8時15分ごろになってしまいました。

8時32分、新名神高速道路の高槻ICに入り、そこから名神高速道路、近畿自動車道と乗り継いでいきます。最後は阪和道に入り、まず岸和田SAで休憩しました。さらに、紀ノ川SAでも休憩をとり、和歌山北ICを出たのは9時56分でした。道路は混んでおらず、いい感じのドライブでしたね。

ここからどうするか、いろいろ考えていたのですが、前回歩いて到達していたところで、押印帳にスタンプを押せていないところがありました。まずはそこのスタンプをいただくために、車を走らせることにしました。一番最初は、紀伊山地を越えて紀ノ川北岸に下りてきてすぐのところ、山口王子ですね。

ただ、ここを目指している段階でトラブル発生です。お腹の調子が悪くなってきました。どこのトイレを目指すか、必死で頭を回転させます。まあ近鉄百貨店なら間違いはないだろうと、まずは近鉄百貨店を目指そうとしました。

しかし、かなり切迫感が高まってきます。これは近鉄までは無理だ、と思い、目的地の変更に迫られました。より近いイズミヤスーパーセンター紀伊川辺店を目指すことにします。

ところが、思っていた場所にイズミヤスーパーセンタがありません。あるのは万代とカインズです。どうやら、ここ数年の間にイズミヤは撤退したようですね。

というわけで、どこから入るのか分からず少し手間どりましたが、何とかカインズ紀伊川辺店に入ることができました。割と最近できたのか、店内もトイレもとてもキレイでした。何とか、人心地がつきました。この段階で、10時半を過ぎていたでしょうか。

さあ、気を取り直して再出発です。山口王子を目指しましょう。

歩きの前に

山口王子は、いわゆる旧道のような細い道にあります。南からだと、どの道に入ったらいいか分かりにくかったので、府道64号和歌山貝塚線を北上し、ぐるっと大きく回って、北から山口王子にアクセスしました。10時48分です。

※山口王子

鳥の巣箱のようなものが見えると思いますが、あれが押印帳のスタンプが入っている自立型の箱です。スタンプは、このタイプと、フタが透明なただの箱のタイプとに分かれます。このように何もないところはだいたい自立型、神社などにあるのはだいたい箱型ですね。

しっかりとスタンプを押しました。府道64号線で紀伊山地を越える峠は雄ノ山峠と呼ばれますが、古代、この雄山に置かれていた関所が、白鳥関と呼ばれていたそうです。何でも、白鳥伝説があったとか。それゆえ、この山口王子のスタンプは、羽ばたく白鳥のデザインになっています。

少しだけ調べると、かつてTBSで放送された「まんが日本昔ばなし」にもこの白鳥のお話は登場したようです。公式のデータではないので、詳細は控えます。

さあ、出発です。前回は歩いた道ですが、今回は車で南下していきました。前回、ゲリラ豪雨をしのがせてもらったどなたかの家のガレージも健在でした。

工事が進んでかなり長い距離を走るようになった県道7号線のバイパスがあります。そこまで南下しますと、力侍神社への案内板が出ていました。それに従い、住宅街の中へ入っていきます。

しかし、住宅はすぐにまばらになり、田んぼが広がっていました。しばらく走ると、力侍神社です。

ただ、駐車場がどこかちょっと分からないですね。鳥居の周辺には駐車場らしきものはありません。

前回訪れた際、社殿の近くに車が停まっていることを確認していましたが、そこまで行く方法が分かりません。仕方なく、またもやカインズ紀伊川辺店のお世話になることにしました。歩くとまあまああるのですが、まあ、仕方ありませんね。

カインズに車を停め、鳥居の前に到着したのは11時11分でした。

※力侍神社

鳥居をくぐり、ずっと奥まで歩くと、社殿があります。一応参拝したのですが、スタンプがどこにあるのか分かりませんでした。この段階ではまだ、箱型タイプのスタンプ入れがあるということも分かっていませんでしたので。

仕方なく、社務所を訪ねます。おじいさんと、その息子さんらしき方が対応してくださいました。

おじいさんではなくおじさんの方が、快く案内に立ってくださいました。おじいさんがあそこだ、あそこだ、としきりにおっしゃっていたのですが、おじさんの方がええよええよ、ということで案内してくださいます。どうやら、仮拝殿のところにあるようでした。

うーん、これはやっぱり案内されないと気づかなかったかもしれないですね。机の上に、いろんなものと一緒に無造作に置かれていました。箱タイプなので、初見では何の箱なのかも分からず、開けようという気持ちもなかなか起こってこないと思います。いちおうフタは透明ですが、じっとのぞいてみることも普通はしないでしょうしね。

ということで、無事にスタンプを押すことができました。スタンプのデザインは、いわゆる「天の岩戸」伝説ですね。力侍神社はこの「天の岩戸」に登場する天手力男神が祀られているらしく、それに因んでいるようです。

言い忘れましたが、このスタンプ、スタンプの周りの絵と重なるように作られています。きちんと目印を合わせて押すことができれば、白鳥の翼や天手力男神の足がうまく合わさるのです。

スタンプを押してもらい、歩いてカインズまで戻ります。カインズに戻ると、すでに11時半過ぎになっていました。さあ、食事だ、といきたいところなのですが、実は大きな問題が起こっていました。靴を忘れてきてしまったのです。

そうです、愛用のASICSGT2000を忘れてきてしまったのでした。

これは痛いです。履いているのは、SKETCHERSの名前が分からない靴です。街道歩きの初期にはこれでも歩いていましたが、やはりクッション性や通気性が大きく異なります。ましてや、今年の夏は異常な暑さでしたからね。とてもじゃないですが、これでは乗り切れないでしょう。

ということで、急遽、GT2000を買いに行く必要が生まれたのでした。スマホで検索し、近くのスポーツショップを探します。どうやら、このまま岩出の方に行けば、ヒマラヤがあるようです。ということで、ヒマラヤ スポーツ&ゴルフ岩出店を目指すことにしました。

大きい店ですが、名前のとおり、ゴルフに力を入れているようです。スポーツシューズは、店の奥の方にありました。ここで店員さんにGT2000があるかどうかを聞きました。

すると、何ということでしょう! GT2000は置いていないというのです! ただ、その代わりにGT1000はありました。うーん、どういう違いがあるのですか?と店員さんに尋ねると、やはりクッション性などに違いがあるということで、少々不安はぬぐえませんでしたが、結局GT1000を購入しました。PUMAやNEW BALANCEの靴も薦められたのですが、私の足はワイドなタイプでないとダメなんですよね。いわゆる4Eという奴ですね。ということから、仕方なくGT1000を購入したのでした。

はっきりいって、GT1000自体がそこまで悪いことはないと思います。ただ、やはり私の歩く距離や歩き方等でかなり負荷がかかるのか、GT2000にはさすがに劣るな、というところでした。それほど長距離歩かない方や廉価版がいいという方は、GT1000でも十分でしょう。

まあとにかく忘れ物さえしていなければ不要な出費でしたが、無事に靴をゲットすることができました。この時点で12時を大きく過ぎています。ちょっと出遅れてしまいましたが、昼食にしましょう。

ヒマラヤから国道24号線をはさんで、斜め向かいぐらいのところに、かつや和歌山岩出店がありました。一時期毎週のように通っていたこともありましたが、最近はまったく行っていません。久しぶりに、かつやに行くことにしました。メニューは、いつもヒレカツ定食です。

1,012円で安定のおいしさですね。私が席に着いてから混み始め、案内待ちの方が出ましたので、結構流行っているようです。この値段でボリュームのあるトンカツが食べられるお店は、ほとんどないですからね。

というわけで、昼食を終え、いよいよ歩き旅を再開すべく、車をどこに停めるか思案を始めました。どっちみちお金がかかるので、ホテルに停めるのが一番良さそうです。ホテルからJR「和歌山駅」までは徒歩5分ぐらいですから、スタート地点の力侍神社まで、バスを使うにしろ電車を使うにしろ、アクセスがスムーズにいきそうです。

というわけでホテルを目指しましたが……。またお腹の調子が悪くなってきました! カツの祟りか何かでしょうか。まあホテルまで行けば何とかなるはずです。大急ぎでホテルまで車を飛ばし、エントランス前の駐車場に車を停めました。

中に入ると、たまたまフロントに人はいません。これは使いやすいぞ!と思い、トイレを探しますが……。何と、清掃中です!

これはイカン、ということで慌てて外に出ます。思考力もかなり低下していましたが、歩いて(走って)近鉄百貨店を目指すことにしました。ところが、小雨がパラつき始めたばかりか、風がビュービュー吹いてきました。あまりにも焦って慌てていたこともあり、対応できずに傘が1本ダメになってしまいました。

もう1本の傘を大事に使い、とにかく近鉄まで急ぎます。何とか1階のトイレにたどり着きました。今回も、事なきを得ました。お腹の問題は、とにかく爆弾となる大問題ですね。

さて、気を取り直してホテルまで戻ります。すでに13時半を回っていたでしょうか。車まで戻って装備を整えます。再びJR「和歌山駅」まで歩き、そこから電車に乗って、「紀伊駅」を目指すことにしました。力侍神社の最寄りまで行くバスも、「紀伊駅」を中心に運行されているようです。

13時50分ごろには「和歌山駅」に到着しました。14時ちょうど発の紀州路快速に乗り「紀伊駅」には14時9分に到着です。そこから外に出て、バス停を確認します。何人か待っておられ、どうやら14時12分にバスが来るようです。路線図を見ていると、力侍神社最寄りの「池の川」バス停に行くようですが……。

ただこのバス、ネットで調べた時とダイヤが少し違っていたんですよね。そうしたことから、もう一度よく時刻表と路線図を見直してみました。どうやら、一度近畿大学まで行ってから、もう一度この「紀伊駅」に戻ってきて、それから「池の川」バス停を目指すようです。そんなにのんびりとしている暇はありません。えいやっと歩き始めることにしました。

この「紀伊駅」から「力侍神社」までの道程は、前回、第6弾ですでに歩いています。無駄な歩きだなあと、最初から士気は上がりませんでした。しかし、後からいろいろ考えてみましたが、やはりこの方法がベストだったように思います。ゴールがJR「布施屋駅」である以上は、車を停める場所はやはりホテルでよかったわけです。仮にカインズや力侍神社に車を停めたとしても、JR「布施屋駅」からそこまで戻る手段がありませんからね。

というわけで、14時15分ごろ、歩き旅をスタートしました。

JR「紀伊駅」から力侍神社まで

JR「紀伊駅」を14時15分ごろに出発し、力侍神社には14時39分に到着しました。Googleマップよりかなり速いペースで歩いています。やはり無駄な歩きだと思い、気持ちが逸っていたのでしょう。ただし、Googleマップだと大回りしている部分もありますので、必ずしも正確なルートではないことをお断わりしておきます。Googleマップは、県道7号粉河加太線を歩くことを推奨していないのです

JR「紀伊駅」を後にして、県道7号粉河加太線をまずは東に進みます。ここは車通りも多く、結構危ない道です。

※県道7号粉河加太線

上の写真は、車の通っていない時を見計らって撮りました。

紀伊駅」から270メートルほど進んだところで、道を南向きに入りました。すぐに、七瀬川にかかる七瀬川橋を渡ります。

渡ったところで、左に曲がり、川沿いを東に70メートルほど進みました。すると、塞の神祠が出てきました。

※塞の神? 歳の神?

Googleマップでは「塞の神」となっていますが、土地の方の建てた看板では「歳の神」となっています。

ここからしばらくは細い道をグネグネと南東方向に進み、300メートルほど南下してから、左折して東を向きました。すぐ左手に、上野公園が出てきました。

※上野公園グラウンド

ゴミ収集の日だったのかどうなのか分かりませんが、公園の入口はゴミでいっぱいでしたので、写真を撮りませんでした。

東を向いてから約100メートル進み、つづいてT字路を右折して南を目指します。50メートルほどで左折し、牧歌的な道をひたすら東へ進んでいきました。

※牧歌的な道

250メートルほど、用水沿いの牧歌的な道を歩き、名もなき橋を渡ります。

※名もなき橋 渡ってから撮影

ここからまた南下します。200メートルほど南下すると、県道7号西脇山口線に出ました。新しく建造された、4車線の大きな道路です。

この道路を150メートルほど東へ進みます。「力侍神社」の案内板に従って、南へと渡り、住宅街の方へ入っていきます。

※力侍神社の案内板がある

130メートルほど進むと、道は南から南東方向へと折れていきます。道なりに進んでいきました。

南東方向に250メートルほど進むと、中村王子跡です。ここで14時36分でした。

※中村王子

※リニューアルされた中村王子説明板

以前は、統一規格ではない古めかしい説明板が立っていました。

※中村王子説明板 2021年7月9日撮影

全然違いますね。

さあ、ここまで来れば力侍神社はもうすぐです。急ぎましょう。

中村王子跡から250メートルほどさらに南東へと進みました。14時39分、力侍神社鳥居前に到着です。

※力侍神社

写真に映っている熊野古道の提灯は、これからの道中で随所に見受けられます。これを見ると何となく勇気づけられるんですよね。

力侍神社から吐前王子まで

力侍神社を14時40分ごろに出発して、吐前王子跡には15時35分に到着しました。Googleマップとほぼ同じくらいのペースですね。

14時40分ごろ、力侍神社鳥居前を出発します。まずは、南東方向に進んでいきます。

すぐに、国道24号線に出ました。

※国道24号線

残念ながら真っ直ぐ渡ることはできません。左に曲がり、国道を60メートルほど、信号と横断歩道のあるところまで歩いていきました。

※熊野古道案内板

信号を渡り、南西方向に戻っていきます。

※信号を渡ったところ

この看板がいつまであるかは分かりませんが、とりあえず目印になります。

※串上内科・消化器科の看板

この細い道ですね。

※国道24号線からの熊野古道入口

この写真だと、案内板の裏しか見えませんが……。

※反対から見たところ

反対から見ると、きちんと役割を果たしています。

さて、ここからは南東方向に進んでいきました。

50メートルほど進むと、少し大きな道と交差しますが、そのまま直進です。

※横断歩道を渡り直進

道路を渡ってから150メートルほど進むと、地蔵堂があります。熊野古道の提灯が下がっています。

※熊野古道の提灯が下がっている

※地蔵堂 振り向いて撮影

地蔵堂から30メートルほどでT字路です。右に曲がりました。

※T字路

ここから50メートルほど南下します。左側に見えてくるのが、平松家住宅です。

※平松家住宅が見える

ここに気をとられていると、道を見失ってしまいます。実際、私はここで道に迷いました。

※左が平松家住宅

道標導き石があるのですが、ついつい平松家住宅の方ばかり見てしまいます。ちなみに平松家住宅は、主屋長屋門が国指定の登録有形文化財になっています。

※道標

道標には、「左北大坂みち」と書かれています。熊野古道を戻っていけば、大阪に行けますからね。

この後、平松家住宅沿いに東へ向かってしまい、80メートルほど先で二又の道にぶち当たってしまいました。案内板も何もありません。どちらに進めばいいのか分からなくなってしまいました。

※分かれ道

地図を確認します。要するにこちらに来たのが間違いで、熊野古道平松家住宅道標のところを、右に曲がるべきだったわけです。

※右上につづく道が熊野古道 左下から右上に右折

平松家住宅の角、道標のところまで戻ってきました。元の道から見てみると、正しく曲がった先にも、きちんと導き石がありました。やられましたね。

これ、歴史好きの人ならどうしても平松家住宅に気をとられてしまいますよね。みなさんも、気をつけてください。無心に、導き石だけを追いかけましょう。

ここで14時53分でした。

今度は、西の方向へ50メートルほど進みます。すぐに左折ポイントに来ます。

※左折ポイント

※左折しようとしたところ

左折した先にもきちんと導き石が埋め込まれています。道標らしきものがありますが、残念ながら何と書いてあるのか分かりませんでした。

※道標?

曲がった先の道は、かなり細くなっています。しかし、街道らしい風情があります。

※街道らしい風景

曲がってから、70メートルほどで正念寺山門に出ました。

※正念寺

さらに進むと、堤防らしきものが見えてきました。

※紀ノ川の堤防が見える

正念寺から180メートルほどで、紀ノ川の堤防下までやってきました。ここに、川辺の渡し場跡がありました。

※川辺の渡し場跡

とくに石碑などはなく、この説明板だけが立っています。

ここから堤防の上に登っていきました。

※堤防を登る

登ってから、西の方向へ170メートルくらい進みます。すると、右下に降りていく道が出てきました。そちらに進みます。ちゃんと熊野古道の案内板もありました。

※堤防を降りていく

お地蔵さんがたくさん並んでいるところがあり、そこを北に向かって登っていきます。

※地蔵尊

農道のようなところを登っていくと、橋につながる道のところに出ました。ここにも、熊野古道の案内板があります。

※橋につながる道

ここから、川辺橋を目指します。

※川辺橋が見える

120メートルほど歩いて、「川辺橋北詰」の交差点に着きました。

※川辺橋北詰

ここで15時7分でした。

川を渡っていきます。歩道の方は、川辺小橋と呼ぶようです。

※川辺橋から下流を望む

※川辺橋から上流を望む

橋の真中辺りですでに15時14分になっていました。どうやら750メートル以上あるようで、紀ノ川にかかる橋としては一番長いようです*1

15時18分、ようやく「川辺橋南詰」の交差点まで来ました。

※川辺橋南詰

ここにはどちらに進めばいいか、案内がありません。私は地図で確認しました。どうやら、左に曲がって少し進むようです。

200メートルほど東へ進むと、「布施屋」を案内する案内板が出てきました。

※布施屋の案内板

そこまで進むと、熊野古道の案内板も出てきました。

※熊野古道の案内板

左奥に見えるマンションですが、橋を渡る前から見えていて、このあと、「布施屋駅」に到達するまで、ずっと見えている建物です。

※ライオンズマンション リバーサイド布施屋

左側にあるちょっとした林の奥側に、布施屋の渡し場の説明板があったようです。残念ながら、歩いている時には気づきませんでした。

※熊野古道の案内板

こんな小さな案内板もありました。この写真の右奥の林が布施屋の渡し場の跡地ですね。

林の奥の大きな建物は、オークワの工場になっています。

※オークワ食品工場

やっていないようにも見えますが、車や自転車はたくさん停まっていました。稼働しているんでしょうね。ここで15時25分です。

そこから270メートルほど進んだところに、宮井川が流れています。1908年に造られた宮井川第二閘門というのがあったようです。気にも留めずに歩いてしまっていました。

宮井川にかかる小さな橋を渡ってからさらに400メートルほど進みます。十字路に出ました。

※ここで右折する

十字路を右に曲がるとすぐに踏切です。

※吐前踏切

JR和歌山線の吐前踏切ですね。ここを渡り、南に進んでいきました。

※田んぼの中

このような田んぼの中を進んでいくと……。

急に、吐前王子が見えてきました。

※吐前王子

※吐前王子説明板

15時35分になっていました。

これで、王子としてのこの日の目的地には到達することができました。ここからは、次の川端王子を目指しつつ、JR「布施屋駅」に向かいます。

吐前王子からJR「布施屋駅」まで

吐前王子前を15時36分ごろに出発し、JR「布施屋駅」には15時55分に到着しました。Googleマップより、少し多く時間がかかっています。さすがに疲れてきたようですね。

吐前王子からJR「布施屋駅」に向かいます。実は、ここまで来なければ、もっと早く「布施屋駅」に着いていたんです。吐前王子への道を通ると、かなり遠回りになっているんですね。しかし、今回の旅の目的は王子を訪ねることですから、吐前王子を外すわけにはいきません。無駄に思えますが、この歩きが重要なわけです。

まず、吐前王子から300メートル南へ歩いていきます。T字路に突き当たるので、ここを右折します。

※T字路

※ミラーの下にも案内板がある

右折前と右折後にも導き石があります。

※右折後の導き石

右折して80メートルほど進むと、右手に明光寺が出てきました。

※明光寺山門

明光寺の隣には、小さなお社がありました。

※大福神

ここで15時42分です。

ここから先はとくに見所はありません。ひたすら北西方向へと進んでいきました。

※随所に見られる導き石

600メートルほど進んで再度宮井川を渡り、さらに210メートルほど北西に進みました。

※「布施屋駅」東側の踏切

ここに来るちょっと前に、電車が駅に入っていくのが見えました。しかし残念ながら、走って乗るほどの元気はありません。1本、見送ることになりました。

※「布施屋駅」東側

15時55分、JR「布施屋駅」前に到着しました。ここには熊野古道の説明板があります。要するに、熊野古道の拠点となっているわけですね。

※熊野古道案内板

ところが、拠点という割には、言葉は悪いですがショボい駅です。トイレに行きたかったのですが、トイレはありませんでした。

これなら、走ってでも電車に乗っておくべきでしたね。物置小屋のような駅舎に入り時刻表を確認すると、どうやら先の電車は15時53分発だったようです。乗れましたね。

次の電車は……16時24分です。30分くらい、待たなければいけないようです。まあ、仕方ないですね。我慢しました。

歩きを終えて

いちおう切符を購入して駅舎の中で待っていると、しばらくして東南アジア系の女性の方が来られました。どうやら、ここから電車に乗られるようです。寮か何かがあるのか、そこまでは分かりませんでしたが、翌日の朝も含めて、東南アジア系の方々が大勢出入りされていました。

待つこと20分以上、ようやく電車がやって来ました。16時24分発の電車です。中に入ると、そんなに混んではいませんでした。確か、立っていたように思います。

電車に揺られること約10分、16時36分にJR「和歌山駅」に到着しました。

そのまま東口から外に出ます。まあ慣れ親しんだところです。すぐにホテルルートインGrand和歌山駅東口にチェックインしました。車に載せてあった荷物を運ぶのが面倒でしたね。

その後はすぐに食事を食べに外に出ます。この日、8月11日は山の日で祝日のため、ホテルのレストランは閉まっていました。また、この日結構お腹の調子が悪く苦しんだことから、正露丸やビオフェルミンSなどを購入しようと思い立ちます。そう、これもいつもは持ってきているんですが、この日は忘れていたんですよね。

近くのドラッグストアを探すと、JR「和歌山駅」の駅ビルに当たる和歌山MIOの地下に、コクミンドラッグがあることが分かりました。そこを目指します。

食事もついでに、同じ地下にある信濃路でとることにしました。信濃路というのは、和歌山を中心にするそばのチェーン店です。和歌山在住時は、結構お世話になったお店です。

ところが、薬局で無事に正露丸などを入手することに成功したものの、何と信濃路はつぶれているようでした。うーん、お腹の調子のことを考えると、あまりがっつり食べるのは望ましくありません。ということで、ネットで検索したところ、和歌山MIO北館の杵屋に行くことになりました。実家から近いイオン高槻店にも入っているので、どこでも食べれますが……。まあ、仕方ないですね。

あと、いつの間にかこの辺のレストラン街が、近鉄百貨店和歌山店の管轄ではなくなり、和歌山MIOの管轄になっていました。謎です。

ということでさくっと食事を済ませ、帰りにセブンイレブンJR和歌山駅東口店で翌日の朝食を購入しました。おにぎり3つ、サラダ代わりのひじき、ヨーグルトとヤクルトR1です。お腹の調子を整えるためにも、ヤクルトやヨーグルトは欠かせません。また、腹持ちを考えると、おにぎりはやはり3つは必要ですね。

ホテルに戻ると、すぐに温泉に入り、洗濯を始めました。連泊であることから、利便性を考えてコインランドリーのある2階に部屋を設定してくれていたようです。見晴らしはよくありませんが、利便性は高いですね。温泉も同じフロアにあります。タオルを忘れても、すぐに取りにいけます。実際、忘れました。

熊野詣歩き旅振り返りデータ

熊野詣歩き旅のためにデータを振り返っておきます。なお、飲食費はここでは振り返りません。人によって飲食費は変わると思いますので。私は500mlのペットボトルを7~8本くらい飲んでいましたので、飲み物代だけでも1日に1,000円近くかかっていたと思います。

王子情報

吐前王子

宿情報

ホテルルートインGrand和歌山駅東口

宿泊費:8,546円

室内に冷蔵庫・バス・トイレあり

WiFiあり

大浴場あり

洗濯機・乾燥機あり(6台)

洗濯代200円、乾燥代200円(30分100円) 洗剤代50円

アクセス:JR「和歌山駅」から徒歩4分

コンビニ:徒歩3分

新しいホテルでキレイ、スタッフの対応もていねい。大浴場も広く、洗濯機等もたくさんある。和歌山での常宿にしてよいレベル

距離と歩数

ASUS VivoWatch BP(HC-A04)

カロリー:1,081kcal

距離  :15.7km

歩数  :22,721歩