西国お遍路“行雲流水”

西国三十三所や四国八十八ヶ所を雲のごとく水のごとく巡礼した記録

四国八十八ヶ所 歩き遍路 44日目(2024.8.7) 満願への4日目 高野山を目指して

紀伊国分寺跡

満願お礼参りを目指す四国八十八ヶ所歩き遍路の旅、ついに最終章が始まりました! この日から2日かけて高野山の麓まで歩き、1日かけて高野山の町石道を登ります。最終日は宿坊から奥之院まで歩き、満願を達成します。酷暑の続く日々となっていますが、熱中症になることなく、無事に達成できるのでしょうか。満願への4日目のレポートです!

歩き遍路 44日目 満願への4日目 「紀伊駅」からホテルルートイン紀の川まで

歩き遍路44日目、2024年8月7日(水)のレポートです。この日から3日かけて高野山に登り、最終日に奥之院参拝します。まずは、4日間の計画表をご覧ください。

2022年8月16日(火)の歩き遍路43日目に、「上下島」バス停から南海フェリーの徳島港まで歩いてきました。南海フェリーの和歌山港とJR「紀伊駅」までの間は、すでに「街道を行くぞ!第7弾 南海道 紀伊駅~大年神社」で往復していましたので、今回は「紀伊駅」から高野山奥之院までを歩き通し、四国歩き遍路の満願を目指します。

今回の1日目、歩き遍路44日目、2024年8月7日(水)のレポートです。まずは、計画表と実行程表をご覧ください。

この日はまず、出発点の「紀伊駅」がある和歌山県を目指します。大山崎町からの行き方はいろいろありますが、今回は義父母とイオンモール和歌山で食事をすることになったので、阪急電鉄と南海電鉄を乗り継いでいくことにします。このパターンだと、乗り換えが1回で済みます。

上の表のとおり、9時25分発の電車に乗るため、9時10分ごろに自宅を出ました。するとここで、またまたすぐに忘れものに気づきます。麦茶のペットボトルを冷やしておいていたのですが、忘れてしまいました。仕方なく、コンビニで飲み物を調達します。今回は他にも忘れものがありましたが、まあこの時気づいたのはこれだけです。

9時20分ごろには駅に到着し、電車を待ちます。すでに暑いです。無事に完歩できるでしょうか。

9時25分の準急「天下茶屋」行に乗り込みます。空いていたので、無事に席に座ることができました。金剛杖を竹刀入れに入れているため、端っこの席に座りました。

ここから和歌山に行くためにはもっともっと早く行く方法はありますが、えっちらおっちらと乗り続けます。予定どおり、10時31分に大阪メトロ「天下茶屋駅」に到着しました。ここでトイレに行っておきます。南海電鉄との乗り換えになりますが、南海のトイレは水が流れないタイプが多く、割と臭いんですよね。狭いトイレだと、リュックも邪魔になりますし。

しかし、大阪メトロはインバウンドの影響もあり、トイレにかなり力を入れて改装してくれています。広いところが多いですし、新しいです。清潔に使ってくれているかというと、また別の話になりますが。

というわけで大阪メトロの「天下茶屋駅」でトイレに行き、南海電鉄の「天下茶屋駅」に入ります。やはり外国人の方が多いですね。大きなスーツケースを持っている方も多いです。南海電鉄だと、関西空港にも行けますからね。

すでにスマホでチケットレスの特急券は購入していました。駅のベンチで15分ほど待ち、10時54分発の特急サザン15号に乗り込みました。

この時、特急の乗り場の列で待っていた、やたらと焦っている感じの男性が通路を挟んだ反対側の席に座られました。何でしょう、すごく焦っている感じの方でした。ちょっといらいらしている感じでしょうか。この方、どこの駅かは忘れましたが、駅に着いてしばらくしてから、おもむろに席を立って降りていかれました。降りる前の予備動作はまったくなしでした。

そんなこんなで電車は、久しぶりの和歌山県にやって来ました。

11時42分、ついに「和歌山大学前駅」に到着です。私はかつてこの近くに住んでいましたので、よく利用していた駅です。

駅とイオンモール和歌山は直結しています。義父母とは1階の産直市場よってっての辺りで待ち合わせということにしていましたが、無事に合流することができました。

鎌倉パスタ イオンモール和歌山店で昼食をとり、義母の運転する車で義実家にも寄らせてもらいました。家内の愛犬マロンがもう16歳になっており、だいぶヨボヨボしていました。何だかしんみりとしましたね。

その後、義母にJR「和歌山駅」まで送ってもらい、「和歌山駅」から「紀伊駅」までは電車で移動します。

紀伊駅」には、14時28分には到着していました。

※JR「紀伊駅」

ここでトイレをお借りします。金剛杖はご不浄には入れてはいけないので、私はトイレの外に立てておきました。すると、外でおじさんが「誰か杖を忘れてるなあ」とおっしゃったので、「私のでーす!」とトイレから叫びました。

出ていくと、何やら荷物をいっぱい持ったおじさんでした。「(トイレに入れると)汚いからなあ」とおっしゃっていましたが、まあ、和歌山県のおじさんに四国遍路の考え方を説明しても仕方ありません。「そうですねえ」と話を合わせておきました。

さあ、いよいよ歩き旅のスタートです。

なお、「紀伊駅」から高野山麓までは、南海道をメインに、途中大和街道なども経由しながら目指すことにしました。

南海道に関しては、和歌山県公式観光サイトのホームページ「街道マップ」から、各歴史街道のマップがダウンロードできます。

www.wakayama-kanko.or.jp(2024.8.14閲覧)

ただ、熊野街道マップと比べると南海道マップは少し道が分かりにくく、また道標等もまったくないため、コースを正確に歩くのはかなり難しいと思います。私もかなりコースを外れてしまっています。

JR「紀伊駅」から山崎神社まで

紀伊駅」前を14時35分ごろに出発し、山崎神社には15時57分に到着しました。Googleマップよりも3分だけ遅いペースですが、信号待ちや、コンビニで飲み物を買ったり、写真を撮ったりしているわけですから、十分速いペースでしょう。

さあ、いよいよ歩き旅の再開ですが、恐ろしく暑いです。まあ、仕方ありません。頑張って出発しましょう。

紀伊駅」からは、まずは農道のようなところを南に出ます。道端に自転車が放置されていました。田んぼに落ちていたのを、拾い上げたのでしょう。ドロドロですね。

※ドロドロの自転車

非常にのどかなところです。

紀伊駅」前のT字路から270メートルほど南下すると、道は道なりに右に曲がっています。右に曲がってすぐに、さらに南下するところで左に入りました。

※ここで左に入る

左に入った道は南下しますが、50メートルも行かずにすぐにまた道なりに左に曲がります。用水にかかる橋を渡りました。ここで14時41分でした。

※用水にかかる橋

この後、すぐにまた七瀬川にかかる橋を渡ります。この橋は写真に撮っていませんでした。

橋を渡ってから、500メートルほど直進します。すると、T字路に出ました。

※上野公園近くのT字路

ここを右に曲がります。この後、本来はすぐに左に曲がるべきだったようですが、そのまま南下してしまいました。

※用水沿いの道

この辺は用水路が複雑に絡み合っています。おそらく右折してから220メートルほど南下し、森山工業に出てから左に曲がったと思います。すぐに、「川永西口」バス停です。14時53分でした。

※「川永西口」バス停

ただ、この道も結局300メートルほど行くと道なりに右に曲がっており、大きな道、県道7号西脇山口線に合流してしまいました。

県道7号線に合流してからすぐに、以前参拝した力侍神社の案内板が出てきました。今回は、参拝を見合わせます。

※力侍神社の案内板

この県道7号線は、大きい道で歩道も広く歩きやすいですが、あまりにも日陰がありません。早いところ裏道に入りたいですね。この案内板から400メートルほどで、左に入りました。

※県道7号線から左に入る

※県道7号線から入ったところ

いい道ですね。この後、特別養護老人ホーム山口葵園の脇を通りながら450メートルほど進みます。するとまた少し大きな道にぶち当たりました。県道7号粉河加太線です。県道7号は複数の道路に使われている番号なので、非常にややこしいですね。

この県道7号粉河加太線を北東方向に100メートルほど進みます。そこから今度は右に入りました。何もないところです。すでに15時11分になっていました。

※ここを右(写真中では右上方向)に入る

右に入ってしばらくすると、また用水路沿いを歩くことになります。目を引く変わった建物が現れ、お寺か何かかな?と思って写真を撮ったのですが、Googleマップによるとくろしお作業所分場ということですね。

※くろしお作業所分場が見える

作業所から100メートルほどで県道134号線に合流します。ここからは、しばらく県道134号線を歩いていくことになります。15時16分になっていました。

※県道134号線との合流地点

この後、県道134号小豆島岩出線を700メートルほど進みました。すると、岩出市の看板が出てきました。ついに、岩出市に入ります。15時24分です。

※岩出市の看板

今回の旅では、地方公共団体としては西から和歌山市、岩出市、紀の川市、かつらぎ町、橋本市、九度山町、高野町と続いていきます。ようやく、2つ目の地方公共団体に入ったということですね。

入ってすぐ、映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」でも注目された飛び出し坊やの、進化系が登場しました。飛び出し僧兵ですね。

※飛び出し僧兵

よく見ると、岩出市イメージキャラクターそうへいちゃんと書かれています。根来寺の僧兵をモチーフにしたキャラクターのようです。

この後、道なりに450メートルほど進みました。少しだけ大きな交差点に出ます。南東角に、セブンイレブン 岩出吉田店があました。

セブンイレブンから220メートルほど進むと、県道134号線が工事のため通行止めとなっていました。仕方なく、左の迂回路を通ります。

※県道134号線の行き止まり

迂回路は、240メートルほどです。結局、同じ「中黒北」交差点に出てきます。時刻は15時38分になっていました。

※「中黒北」交差点

ここで信号を渡り、県道134号線を再度進んでいきます。渡ったところでも工事をやっていたように思いますが、まあ人間にとってはそれほど問題ではありませんでした。いわゆる片側交互通行というやつですね。

この後、400メートルほど進むと、右手に田村酒店が出てきました。蔵などもうまく利用して、キレイにしておられます。

※田村酒店

田村酒店から140メートルほどで、今度は左手に岩出市立山崎小学校が出てきました。15時46分です。

※岩出市立山崎小学校

小学校やお寺、神社は街道歩きの良い目印になります。

この後、220メートルほど歩くと「金屋西」交差点に出ます。そこを左に曲がって、100メートルほどのところにあるセブンイレブン 岩出中黒店に入りました。

ここで、356円使っています。飲み物だけでしたので、2本買っているはずです。1本は凍った飲み物だったかもしれません。

セブンイレブン 岩出中黒店のある交差点は、「山崎小学校東」交差点でした。ここを左に入って、150メートルほど進めば、山崎神社です。15時57分に到着しました。

※山崎神社

奥に参道が続いており、なかなか立派な神社です。しかし今回は、参拝している時間はありません。このまま歩き旅を続けていきます。

山崎神社からホテルルートイン紀の川まで

山崎神社前を15時57分に出発し、ホテルルートイン紀の川には17時25分ごろに到着しました。Googleマップよりも速いペースで到着しています。紀伊国分寺跡のルートどりがきちんとできていませんので、そのような結果となっているのだと思います。

山崎神社では休憩せず、そのまま進みます。ベンチなどもあるかな?と期待していたのですが、メインの境内はもっと奥の方になっているようですので、わざわざ歩いていくのは面倒です。仕方なく先に進みました。

しかし、100メートルほど進むと、児童公園のようなものが出てきました。Googleマップにも登場しない公園です。それでも、すべり台やブランコ、乗るパンダなど一通りのものはそろっています。もちろん、ベンチもありました。炎天下で、誰もいませんので、逆に私からすれば使いやすいですね。時刻は、15時58分です。

※名もなき公園

冷水で頭に載せているタオルと首に巻いているタオルを濡らします。生き返りますねえ~。ずっと暑いなかを歩いてきましたので、めちゃくちゃ気持ちいいです。どうしても水がこぼれてしまいますが、露天のベンチの方が水がすぐ乾きますので、こちらとしては遠慮せずに済みます。

ここでタオルを濡らしていると、うっすらと防災無線が流れているのが聞こえてきました。遠くから、順番に時間をずらして流しているのでしょうか、私にとっては音声が近づいたきたような感じでした。もしかすると車だったのかもしれませんが。

私が四国遍路の格好で歩いているので、四国ならぬ和歌山では不審者情報として出回っているのではないかと心配しましたが、違っていました。岩出市のどこかまでは聞き取れませんでしたが、どうやらイノシシが出現したようです。

暑いうえにイノシシとは、どうりで誰も出歩いていないわけですね。

公園を出て、出発します。200メートル少々歩くと、今日訪れたいな、と漠然と考えていた増田家住宅に到着しました。

※増田家住宅

国が重要文化財以上の建物に使っている案内板が立っていますね。近づいてみましょう。ここで16時5分になっています。

※近くから見た増田家住宅

岩出市教育委員会の説明板によれば、やはり国指定の重要文化財のようです。この長屋門は正徳2(1712)年の建立だそうで、主屋は宝永3(1706)年の建設だそうです。増田家は当地の庄屋らしく、現存する県内最古の民家だそうです。いやあ、美しい建物ですね。

増田家住宅を後にし、さらに道を進んでいきます。途中、お地蔵さまが祀られているところを2か所ほど見ました。

増田家住宅から1.1kmほど進んだところで、また大きな道にぶち当たりました。県道63号泉佐野岩出線ですね。すでに16時19分になっています。

※県道63号線にぶち当たる

県道63号線は大阪府に入ると府道63号線になりますね。

まだ歩きだして2時間も経っていませんが、暑いですし、かなり苦しいです。

上の写真では分かりにくいですが、信号を渡るとそのまま直進できます。渡ってすぐのところは、とても雰囲気がありました。

※街道の様子

実は上の写真のすぐ奥、信号を渡ってから50メートルほどのところに、古い道標が立っていました。

※古い道標

Googleマップによると、何とこれは旧南海道道標とされます。ちょっと根拠は分かりません。

※道標の西面

明るすぎて何と書いてあるか、ちょっと分からないですね。

※道標の南面

こちらはある程度何と書いてあるか読めそうです。「南無阿弥陀佛 南 いわて?(岩出?)橋?渡? 十二丁 か?ま?だ?さ?さ? 三丁」でしょうか。Googleマップでも、確かにこの南方に船戸の渡し跡が出てきます。

「かまだささ?」というのがちょっとよく分かりません。そもそも、読み方も自信がないです。

この道標ですが、東面と北面がどうしようもなく読めないのが残念です。ブロック塀に阻まれています。

道標から30メートルほど進み、根来川にかかる橋を渡ると、右手に稲荷社がありました。

※稲荷社

とても小さいですが、鳥居が5基も建てられています。逆にお参りしにくそうです。

稲荷社から東に240メートルほど進むと、道が道なりに北東方向へと曲がっていきます。ここら辺ものどかなところですが、道なりに曲がると、少し開けてきます。

130メートルほどで、また少し大きな交差点に出ました。南側に中華料理屋さんがありました。ここで16時27分です。

※中国大連料理 麗華

横のアルファベットを見ると、「れいか」ではなく「らいか」と読むようですね。

交差点の北側はヘアーズ テルという美容院で、それを左手に見ながら道を進んでいきます。

最初、ここで右に曲がるのかと思っていたのですが、タブレットのGoogleマップで確認すると、この先を右折でした。

さらに350メートルほど直進しました。また少し大きな交差点に出ます。この交差点には、名前がついていました。「水栖西」交差点です。16時33分でした。

※「水栖西」交差点

この交差点で右折し、写真でも右の方向に進んでいきます。少し大きな道ですが、歩道は時々なくなります。歩く時には、注意が必要ですね。

この後、どうやら1.8kmを黙々と歩いていたようです。次に写真を撮っていたのは、紀伊国分寺跡の方に入っていく株式会社歌製作所のところでした。時刻は16時55分です。

※株式会社歌製作所

ここで右に曲がり、南下していきます。90メートルほどで、公園内に入っていけるようになっていました。16時56分です。

※史跡紀伊国分寺跡歴史公園入口

正規の入口ではなさそうです。車はダメでしょうが、人間は入ってもよさそうです。中に入りましょう。

※本堂

紀の川市のホームページ*1によると、この建物は「保存修理を行った本堂」のようですね。

※金堂跡

本来、金堂があれば、お寺の本堂金堂となります。ですから上の写真で足元に写っているのが本来の本堂だったわけですね。境内案内図を見ると、どうも現在の本堂講堂跡の基壇の上に立っているようです。

※史跡紀伊国分寺跡案内図

案内図を見ると、周囲を川に囲まれた、天然の要害だったことが分かります。おそらく、戦国時代には城塞としても使われていたのではないでしょうか。

さて、あまり長居してもホテル到着が遅くなるばかりです。早くホテルに着かないと、翌日に差し障りますからね。17時3分には公園を出発していました。

公園を出て、東に250メートルほど進みます。県道119号中三谷下井阪線にぶち当たりました。17時8分です。

※県道119号線

ここを右折し、南下して国道24号線を目指します。550メートほどで、JR和歌山線にぶち当たりました。下井阪踏切を渡ります。17時15分です。

※下井阪踏切

下手くそな写真ですが、結構車が多くて、ナンバーを写さないように配慮した結果です。この少し西側に、「下井阪駅」があります。

踏切を渡ると、230メートルほどで国道24号線に出ました。この辺では岩出バイパスとも呼ばれ、4車線もある立派な道路です。ここで左折しました。

左折して東に進むこと400メートルほど、ついにホテルルートイン紀の川に到着です。珍しくホテルの写真を撮っていました。

※ホテルルートイン紀の川

17時25分ごろ、ホテルルートイン紀の川に到着です。

歩きを終えて

こんな何も観光するものがないところに泊まる需要はあるのだろうか、と勝手に心配していましたが、車は結構停まっています。

とりあえず中に入り、チェックインしました。やはり坊主頭ですと、若い女性スタッフの対応がぞんざいになります。まあ、慣れましたけど。

確か7階でしたかね。いったん部屋に入り、制汗シートで汗を拭きとりました。ミントのような感じなので、ちょっとヒリヒリします。

さて、夕食の心配ですね。幸い、翌日は朝8時ごろに出れば十分予定地点に予定時間までに到着できるはずだったので、朝はホテルのビュッフェで食べられます。となると、コンビニに行って朝食を買う必要はないわけです。800メートルほど西側にオーストリートという、スーパーマーケットのオークワがやっている複合施設があります。そこには和食さとも、バーミヤンも、CoCo壱番屋もあります。どこも夕食を食べるのに申し分ありませんが、歩くとちょっと遠いですよね。

何と、このルートインにはレストランも併設されています。和みという名前ですが、ここで食べることにしました。そうすれば、極力歩く距離を減らすことができ、明日に備えることができます。

レストランの開店が6時だったので、6時過ぎに1階まで降りていきました。ロビーには、高校生くらいの何かのスポーツの女子部員たちが集まっています。合宿か、遠征でしょうね。きっと洗濯をするに違いありません。急いだ方がよさそうです。

和みでは、カツ鍋定食を食べました。トンカツで鋭気を養おうというわけですね。テレビではオリンピック中継をやっていました。3年前に四国を歩いていた際も東京でオリンピックをやっていましたが、無観客だったということもあり、まったく盛り上がっていませんでした。今回は、結構盛り上がっているように思います。

お店には、後から2組ほど入ってきました。どうも女子部員たちの顧問の先生のようなグループもいらっしゃいました。

テレビを見ながらすぐに食べ終わり、お支払いをしました。1,600円くらいだったと思います。お支払いはチェックアウト時にまとめて払うか、今フロントで払うかが選べます。今フロントで払うことにしました。帽子を被っていると、そこまでぞんざいに扱われている感じは受けないんですよね。日本では坊主頭には人権はないんでしょうかね。

その後、素早く入浴し、洗濯機、乾燥機を使用しました。案の定、後から混んできたようですが、私は影響を受けませんでした。幸い、男子部員はいなかったようで、女子部員の人たちは女子専用の洗濯機なんかも使っていたのでしょう。

さあ、後は部屋でゆっくり休むだけです。いつもながら歩きの場合は翌日の予習をしますが、21時ごろには就寝しました。

歩き遍路振り返りデータ

歩き遍路のためにデータを振り返っておきます。なお、飲食費はここでは振り返りません。人によって飲食費は変わると思いますので。私は500mlのペットボトルを4~5本くらい飲んでいましたので、飲み物代だけでも1日に1,000円近くかかっていたと思います。

札所情報

札所:なし

納経代:0円

大師納経代:0円

宿情報

ホテルルートイン紀の川

シングルルーム(禁煙)

宿泊費:8,800円

室内に冷蔵庫・バス・トイレあり

WiFiあり

大浴場あり

洗濯機・乾燥機あり(5台)

洗濯代200円、乾燥代200円(30分100円)

アクセス:JR「下井阪駅」から徒歩10分

コンビニ:徒歩13分

2022年11月24日開業の新しいホテルで、満足度は高い。コインランドリーはなぜかホテル公式ページとは仕様が異なるマシンが並んでいた。大浴場もそれなりに広く、十分満足できるクォリティである

バス情報

行き:なし

帰り:なし

距離と歩数

ASUS VivoWatch BP(HC-A04)

カロリー:919kcal

距離  :13.4km

歩数  :19,317歩