2025年、歳乙巳、明けましておめでとうございます!
お蔭様をもちまして、本ブログも5年目に突入です。どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。
2024年は何とか29の記事を投稿することができました。今年はもっと多くの記事を挙げていきたいと思っております。何しろ、四国八十八ヶ所の札所紹介はまだ第12番札所までしか到達しておりません。あと66か寺、頑張ります!
さて、2024年11月2日から4日にかけて3夜連続で放送された「ブラタモリ 東海道“五十七次”の旅」が、明日2025年1月3日の朝、再放送されます!
見逃していた方も、一度ご覧になった方も、ぜひご覧ください!
では、まず正確な放送時間等をご紹介しましょう。
番組名「ブラタモリ 東海道“五十七次”の旅」
放送日時等は下記のとおりです。
チャンネル:NHK総合(1チャンネル)
「第一夜 京都・三条大橋から伏見へ」
日 時 :2025年1月3日(金)朝 7:20~8:05
「第二夜 京都競馬場と石清水八幡宮へ」
日 時 :2025年1月3日(金)朝 8:05~8:33
「第三夜 ついにゴールの大阪へ!」
日 時 :2025年1月3日(金)朝 8:33~9:02
www.nhk.jp(2025.1.2閲覧)
2024年もNHKは良質な番組を数多く提供してくださいました。連続テレビ小説「虎に翼」、大河ドラマ「光る君へ」、再放送ですが「坂の上の雲」などなど……。
その中の一つにこの「ブラタモリ」が挙げられます。
実は私、年末休みになってから録画していたこの3夜連続放送の「ブラタモリ」を一気見していて、ちょうど今夜、「第三夜」を見終わったところでした。それが何と明日、再放送されるとは! 何とタイムリーなのでしょう。
え、巡礼ヤーの私のブログと「ブラタモリ」が何の関係があるのか、ですって? そうですよね、そうなりますよね。しかし案ずるなかれ、実は私は街道旅もやっており、「街道を行くぞ!」というシリーズの記事も挙げているのです。そして、この「ブラタモリ」のテーマが街道でした。関係はおおありです!
「第三夜」でタモリさんが歩いておられた守口宿や高麗橋の辺りは、すでに私も歩き済みです。東海道五十七次についても、すでにご紹介しておりました。
※佐太天神宮にある説明板
この時、五十七の宿場町については、藤沢市のホームページ*1を引用して紹介していました。
私は自分があるいた街道を「京街道」として紹介しましたが、番組では「東海道」の続きとして紹介しておられます。まあ、京都大学の地球環境学堂の教授である山村亜希先生が案内しておられますので、「東海道」でいいのでしょう。要するに、東海道の五十三次の延長線上に五十七次があり、そこが京街道となっている、ということですね。
私が歩いた部分とタモリさんが(部分的に)歩いた部分が重なっているのは、次の2つの記事となります。
新シリーズ始動! 街道を行くぞ! 枝切街道・京街道 茨木別院~関目神社
さて、「第三夜」の中盤でタモリさんが歩いておられた際、街道が左右と比べて高くなっていることから、「堤防?」と気にしておられたのは、文禄堤です。文禄堤とは、安土・桃山時代の文禄5(1596)年に豊臣秀吉が毛利輝元・小早川隆景・吉川広家など西国の大名に命じて造らせたものです。伏見城と大坂城を結ぶ最短の陸路として築かれたそうですが、淀川治水の役割も果たしたそうです。江戸時代になって、ここを東海道(あるいは京街道)として利用したわけですね。
また、タモリさんらが東海道のゴールとしてたどり着いた高麗橋ですが、上述のとおりこれも私は行っていました。私自身は京街道のゴールのつもりで行っています。高麗橋の後、私は熊野街道のスタート地点から南下を開始し、大阪府を縦断して和歌山県に入り、南海道に転じて四国に渡ったのはご承知のとおりです*2。
※高麗橋
自分が歩いた道をタモリさんが「ブラタモリ」で歩かれたかと思うと、感慨深いものがありますね。ますます「ブラタモリ」が好きになりました。
というわけで、みなさんもぜひ「ブラタモリ 東海道“五十七次”の旅」をご覧ください! ご感想などをまたご投稿いただけますと、とてもうれしく思います。
*1:藤沢市ホームページ「東海道五十三次(五十七次)とは」2025.1.2閲覧