2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
高野山奥之院 記念すべき巡礼レポート第1弾は、和歌山県にある高野山金剛峯寺こんごうぶじです。高野山金剛峯寺は弘法大師こうぼうだいし(空海)がひらいたお寺で、現在は高野山真言宗しんごんしゅうの総本山となっています。高野山では、弘法大師はまだお…
弘法大師像(高野山金剛峯寺) 皆さんは、「お遍路さん」という言葉をご存知ですか? 一般的に、四国八十八ヶ所の札所を巡礼する方々のことを、このように呼びます。 実は今こそ、お遍路さんとして四国八十八ヶ所を回るべき時なのです! お遍路さんのすすめ …
北畠親房公墳墓 2021年3月14日、奈良県五條市の賀名生あのうに行ってまいりました! 賀名生とは、南北朝時代に後醍醐天皇や後村上天皇が行宮あんぐう(臨時の御所)をおかれたところです。大阪からは車で約1時間半、そんなに遠くはありません。しかし、京都…
粉河寺山門 西国三十三所の観音巡礼の作法について説明します。しかし、これも作法を守らないと参拝する資格がない、などといったお話ではなく、あくまでも観音さまを敬う心が大事です。観音さま、さらには他の巡礼者に対して気を配ることができれば、それは…
いらすとや「お遍路のイラスト」 皆さんの巡礼熱もだんだん上がってきたのではないでしょうか? しかし、いざ巡礼を始めようにも、いったい何を用意すれば良いのか分からないなあ、という方は多いでしょう。 そこで、ここでは巡礼に必要なものを説明していき…
高野山金剛峯寺 西国三十三所には三十三所にはカウントしないながらも、大変所縁が深いことから番外の札所とされているお寺が三つあります。それらは番外札所とよばれ、それぞれ西国三十三所の観音巡礼の起源に深いかかわりがあります。 また、西国三十三所…
那智山参道 西国三十三所の札所がどこにあるのか、皆さんご存知ですか? 関西在住の方なら、意外と身近に感じられる方も多いかもしれません。札所は全部で三十三所、すべて観音さまを祀る霊場です。現在の行政区分では二府五県、旧国名では十一か国に及び、…
月岡芳年「花山寺の月」(出典:Wikipedia) 2018年、西国三十三所は1300年の記念の年を迎えました。1300年というと非常に気が遠くなる昔ですが、西国三十三所の観音巡礼はどのようにして始まったのでしょうか? ここでは、観音巡礼の起源、歴史について説明…
施福寺 方違大観音像 西国三十三所はすべて観音さまの霊場です。ところで、よくよく注意してみると、日本国内のあちこちに〇〇観音霊場があることにお気づきになるのではないでしょうか。有名なものでは西国三十三所とあわせて百観音霊場とも言われる、坂東…
西国三十三所観世音菩薩像(施福寺本堂にて) 皆さんは、西国三十三所さいこくさんじゅうさんしょをご存知ですか? 実は今、西国三十三所がアツイんです! 西国三十三所とは、1300年前から続く近畿一円にある観音霊場のことで、その巡礼のことを指すのですが…