西国お遍路“行雲流水”

西国三十三所や四国八十八ヶ所を雲のごとく水のごとく巡礼した記録

四国八十八ヶ所 歩き遍路 31日目(2021.8.20) 60番~63番札所 ターミナルホテル東予~「氷見」バス停

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63番吉祥寺

愛媛に入ってから毎日雨が降りつづいています。そんな状況下で、愛媛最高峰の山寺横峰寺に登ることはできたのでしょうか。四国八十八ヶ所歩き遍路の旅、31日目のレポートです!

歩き遍路 31日目 ターミナルホテル東予から「氷見」バス停まで

歩き遍路31日目、8月20日(金)のレポートです。まずは、計画表と実行程表をご覧ください。

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予定ではこの日、愛媛最高峰の横峰寺を打つことになっていました。天候が悪かった際のプランBの場合でも、7時19分に「共立病院入口」バス停からバスに乗るつもりでしたので、いつもより早く起きる必要はありません。5時ちょうどに起床しました。

朝食を食べながら天気予報を確認します。どうやら、何とか午前中は雨が止むか、降ったとしても弱い雨でしのげそうです。予定を変更すると後々大変になってくるので、ここは予定どおりに横峰寺にチャレンジすることにしました。

ターミナルホテル東予から60番札所横峰寺まで

7時ごろにターミナルホテル東予を出発して、湯浪休憩所には9時55分ごろに到着しました。ここまでは、Googleマップよりも速いペースで到達しています。その後、湯浪休憩所から横峰寺に登っていきましたが、Googleマップではその登山道を示すことができません。そのため、マップも2枚になっており、2枚目のマップはとんでもなく遠回りをしてしまっています。車の通り道である平野林道を通るルートですね。実際には登山道を10時8分ごろに出発して、11時13分ごろに山門に到着しています。1時間少々で登山道を登り切っていますね。

ホテルを7時ごろに出発します。正しい遍路道は前日に通った医王池の辺りから国道196号線と分岐していましたので、完全にGoogleマップが頼りです。湯浪休憩所を目指して、進むことにしました。幸い、雨は降っていません。

まずは国道ではなく県道48号線の方に出ます。ホテルから170メートルほど先のところにファミリーマート三津屋南店があったので、そこでパンや飲み物を購入しました。ここのところ、6本入りのスナックパンを重宝しています。

ファミリーマートを出て、県道を南西方向に進んでいきます。300メートルほど進むと、道が高架になっていきます。歩き遍路にとっては坂です。JR予讃線をまたいでいるのでした。

この後、右側には愛媛県警西条西警察署が出てきますが、県道48号線の左右には郊外型の店舗が連なっています。しまむらやコスモスなどです。そのなかで、珍しいうどんチェーンが出てきました。八拾八うどんです。ここで7時26分でした。

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※八拾八うどん

チェーンと書きましたが、実はここに1軒しかないようです。しかし、お遍路さんを意識した名前のうどん店ですよね。

八拾八うどんから500メートルほど進むと、ダイキやマクドナルドのある大きな交差点に出ます。Googleマップを見ていて、大きな交差点で左折するということを憶えていたので、ここで左折してしまいました。

左折した先は県道144号線です。曲がってから1.1kmほど進むとミニストップ東予周布店が出てきました。珍しいですよね。このレポートでミニストップが出てきたのは初めてではないでしょうか。

ミニストップを通り過ぎて進んでいきます。川の土手のようなものが見えてきました。また、奥に見えるのが横峰寺のある山でしょうか。雲間から少し顔を出しています。神秘的な光景ですね。7時48分でした。

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※奥に山が見える

ちなみにこの辺を歩いていて気になったのが、沿道の畑に植えられていた作物です。歩き遍路の旅2日目は藍という作物が気になったのですが、これは何でしょう?

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※何の作物?

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※結構植えられている

この作物、結構な面積に植えられていました。私より背が高いくらいなのです。ネットで簡単に調べたかぎりでは、ハダカ麦ではないかと思われます。

ミニストップから800メートル進んだところが、中山川です。7時56分でした。

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※中山川

川にかかる吉田橋を渡ります。7時58分です。

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※吉田橋から上流側を望む

雨で水位が上昇しているのだと思いますが、川というよりは湿地帯のようになっています。奥は何か工事をしているのでしょうか。

橋を渡ってすぐに右折します。堤防の上を歩いていきました。

堤防を歩いていくと、橋の上から見えていた工事現場らしきところに着きました。8時2分です。

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※何かの工事?

何でしょう。まさか宅地造成しているわけでもないでしょうが。

堤防に入ってから750メートルほどで、左に降りていく道を下っていきます。下って曲がっていくと、南にそびえる山々が見えてきました。雲がかかっていて、幻想的な風景になっています。8時9分でした。

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※山々の様子

この後、道なりに行けばいいところを、1本手前のところで右に曲がってしまいました。まあ、大した問題ではありません。

右に曲がってから350メートル進むと、周越農道の高架下をくぐっていきます。8時13分でした。

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※周越農道の高架下

その手前には迂回路があります。周越農道の高架下は高さ制限が2.5メートルとなっていますので、トラックなどは迂回しなければいけません。

周越農道の高架下をくぐると、今度は今治小松自動車道の高架下をくぐっていきます。これははるか頭上を通っています。

自動車道の高架下をくぐってから250メートル進むと、十字路が出てきました。この最初の十字路を左折して、南下していきます。

300メートル進むと、大きな道に出ました。国道11号線小松バイパスです。横断歩道はありませんが、交通量もそれほど多くなかったので、横断してしまいました。

反対側からおばさん二人連れがやって来られました。私がお遍路さんであると思われたのでしょう、「山へ行きますか?」と聞いてこられました。「横峰寺に行きます」と答えると、「水が出てるから気をつけてください」とアドバイスを下さいました。こういう見ず知らずの人も心配してくださるのが、お遍路というものです。

国道を南側に渡って少し入ってから、すぐに右折します。国道を並行する道を南西に進みました。自動販売機があったので、購入します。これから山に入っていきますので、飲み物には余裕を持っておきたいですからね。

自動販売機のあったところから左に曲がり、南の方へと針路を変えます。550メートルほど南下しました。

すると、旧道の国道11号線にぶち当たります。反対側に渡り、また南下していきました。

この辺りからちょっと正確なルートを忘れてしまったのですが、とにかく東側から石土神社の正面に出るような形になります。石土神社の手前で写真を撮っていました。

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※石土神社の鳥居が見える

8時41分、石土神社前に到着です。

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※石土神社

石土神社と書きましたが、ここには奈良原神社八幡神社三保神社が併設されています。どの神社がメインなのかもちょっと私には分かりません。

ここで左折します。ここからの道は県道147号石鎚丹原線で、そのまま道なりに進めば湯浪休憩所にたどり着けます。途中までは2車線ですが、途中から中央線がなくなりました。舗装は最後までされています。

松山自動車道の高架下をくぐって歩いていると、青空が見えてきました。前途は洋々ですね。

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※青空も見える

石土神社から1.7kmほど南下したところにコカ・コーラボトラーズジャパンの小松整備センターが出てきます。

私が迂闊だったのは、そこに自動販売機の姿がたくさん見えたので、その手前の自動販売機をスルーしてしまったことです。小松整備センターは単に自動販売機の機体を並べているだけなので、購入できるわけではありません。確か、この後横峰寺まで自動販売機はなかったように思います。コカ・コーラの手前で購入しておきましょう。

コカ・コーラから600メートル進むと、左側に大郷大師堂が出てきました。9時9分です。

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※大郷大師堂

この後も道は蛇行しながら進んでいきます。大きく言うと、南下してから東へ進む感じです。木陰を通ることが多くなってきました。快晴つづきだった7月ごろだったら大歓迎なのですが、梅雨のような天気のなかでは毛虫に要注意です。

大師堂から2.3kmで、尾崎八幡神社に出ました。9時38分です。

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※尾崎八幡神社

この神社はGoogleマップには表示されていません。

西から来ると東側に四国の道の道標があり、右を示しています。「60番横峰寺4.2km」と書いてあります。まだ4km以上あるのか!と驚きますが、まあ仕方ありません。90度右に曲がるような感じで、南を目指します。

この後も県道は蛇行を繰り返しながら、徐々に傾斜を強めていきます。全体としては南東方向に進んでいきました。

直角に曲がったところから1.1km進んでいくと、右上に湯浪休憩所が見えてきました。最後のヘアピンカーブを曲がれば、湯浪休憩所に到着です。写真を撮っておらず、正確な時間は分かりませんが、おそらく9時55分くらいだったはずです。

湯浪休憩所には四阿あずまやとキレイなトイレがあります。

休憩所のちょっと手前で私を抜いていった車があったのですが、その車は休憩所のところに停まっていました。山に登るのかな?と思っていたのですが、そうではなく、トイレの管理をされている方たちでした。

ご挨拶させていただきましたが、どこかの障害者施設の方たちのようです。お一人監督のような方がいらっしゃり、3人ほどの障害者の方に指示を出しておられました。皆さんでキレイにしてくださったので、私も後ほど気持ちよくトイレを使わせてもらいました。

四阿で少し休憩し、ビスケットをかじります。ホテルから13km以上距離があったので、何とか3時間くらいで着けばいいなと思っていましたが、実際それくらいの時間で到達できました。道が荒れていたとしても、12時までには横峰寺にたどり着けそうです。

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※湯浪休憩所 登山道入り口から撮影

10時5分過ぎ、湯浪休憩所を出発しました。すぐに登山道入口です。10時8分でした。

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※横峰寺登山道入口

看板には「警告 悪路通行注意 横峰寺への道は台風被害のため危険な箇所が多くあります転落・転倒・スリップ・落石・土砂崩れ・倒木等の危険があります。通行にあたっては十分注意してください。危険と感じた場合はすぐに引き返してください」と書いてあります。これ以上ないというくらい脅してきてますね。まあ気軽な気持ちで山に登り、遭難されたら地元の方たちが困りますからね。

四国の道の道標もあり、横峰寺まで2.2kmとなっています。

さあ、山登りのスタートです。下の写真では分かりにくいですが、入口の段階から石段は滝になっています。27日目の三坂峠の悪夢が思い出されます。靴が濡れてしまうのはもはや確定です。

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※二十丁の丁石

二十丁の丁石がありますので、ここはカウントダウン方式のようです。

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※滝のようになっている石段

しかし、ヤバかったのは最初だけで、石段を登ると道は問題なくなりました。

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※雰囲気のある遍路道

なかなかアスレチックな橋も渡りました。10時13分です。

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※アスレチックな橋 水で濡れていてすべりやすい

途中、道が分岐していて、横峰寺と違う方面に行く道は橋になっていました。

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※分かれ道の橋

この橋もすべりやすそうですね。ここで10時22分になっていました。

1分後、倒木が道を塞いでいます。

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※倒木

左側の低くなっている方を、またいで通りました。

さらに1分後、十五丁の丁石です。

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※十五丁の丁石

15分で4分の1進んだことになります。まあだいたい、1時間くらいで登れるということですね。

10分歩いて、橋すらないところに出ました。10時34分です。

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※橋すらないところ

この石の上を渡っていくしかありません。くれぐれもすべらないようにしないといけませんね。

2分後、虎ロープをつかんで登らないといけないような険しいところがありました。

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※険しいポイント

10時40分、十丁の丁石が出てきました。

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※十丁の丁石

10時58分、五丁の丁石です。ちょっとペースが落ちているように思います。

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※五丁の丁石

五丁の丁石のすぐ近くに、四国の道の道標がありました。ここでは横峰寺まで0.6kmとなっています。

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※四国の道の道標

しかし写真に撮っていませんが、この登山道の中にもいろいろな距離表示の標識があり、それがまた種類によって変わるのが問題ですね。少なくとも六丁と三丁の丁石は別の場所で2基ずつ見ましたから。どちらを信じたらいいのかもう分かりません。

道標から6分後、いよいよラストスパートっぽい石畳みの道が出てきました。

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※石畳みの道

11時12分、山門らしき姿が見えてきました。いよいよゴールの横峰寺です。

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※山門が見える

山道を登り切ったところで、山門の写真を撮ろうとしていると、2人組のおばさんたちが話かけてこられました。何でも、県道を歩いている私を車で追い越したらしく、歩きの人に負けたらあかんと思って急いで登ってこられたそうです。湯浪休憩所のところに車を停めておかれたとのことですが、気がつきませんでした。青い普通車らしいのですが、まったく見落としていましたね。

おばさんたちは1時間半かかったそうですが、山に強い私は1時間5分で到着していました。

「学生さん?」と聞かれます。若く見られたならばうれしいのですが、まあこの時期に歩き遍路ができる余裕のある人と言えば大学生が多いですからね。40過ぎのおっさんだということをお伝えすると、ちょっとがっかりしておられました。

おばさんたちは奥の院星ヶ森を参拝していくということで、ここでお別れします。私は山門をくぐり、横峰寺を参拝します。

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※山門 奥に進むと横峰寺境内、手前右に行くと星ヶ森

境内に入ると、雲の中に入ったようなそんな幻想的な風景でした。

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※境内の様子

雨は降っていません。まずは上の写真の左手前の納経所の奥にあるトイレに行きました。つづいて、納経所の手前にあった休憩所で参拝の準備を整えます。さすがに標高750メートルもあるということで肌寒く、ユニクロの薄型パーカーを着用しました。また、飲み物も久しぶりに購入できました。県道を歩いてきた際、購入のタイミングを逸していましたので。

ここは山寺らしく、高低差のある伽藍配置になっています。納経所の一つ上のレベルに、本堂大師堂があります。境内案内図や見所については、四国遍路 聖地巡礼のホームページ*1をご覧ください。

石段を上がって、本堂へ行きました。本堂も霧の中です。

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※霧の中の本堂

ところが、4分後には霧が晴れました。

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※霧が晴れた本堂

モノクロからカラーフィルムに変わったような感じがします。随分雰囲気が変わりました。

実は前年に車遍路していた際、この60番札所横峰寺から64番札所前神寺までは雨中の参拝でした。車遍路では、全期間通して雨が降ったのは、この区間と88番札所大窪寺だけです。今回は雨ではありませんでしたが、スッキリと晴れた横峰寺も見てみたいですね。

大師堂本堂の向かい側、少し奥のところにあります。

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※大師堂

お寺では私と同じくらいの年齢と思われる、中堅どころのお坊さまが火の元の点検などをしておられました。山寺ですので、火事になったら大変です。

納経を終え、下のレベルの納経所へ戻りました。お坊さまが記帳・押印してくださいました。これで横峰寺での参拝は終了です。

時刻がすでに12時前になっていたのと、山寺まで登ってきてエネルギーを使っていたということから、ここでパンを食べることにしました。しっかりとした小屋のような造りの休憩所でパンを食べます。

パンを食べ終えた後、もう一度トイレに行き、次の61番札所香園寺を目指して出発します。

60番札所横峰寺から61番札所香園寺まで

12時10分ごろに60番札所横峰寺を出発して、61番札所香園寺に到着したのは14時58分でした。1枚目のGoogleマップと同じくらい時間がかかっていると言いたいところですが、実際のルートは2枚目となっています。ただし、2枚目の地図も山中の道が表示されないため、横峰寺から香園寺奥の院白瀧までの道が実際のルートと異なっています。横峰寺から香園寺奥の院までの道はかなり荒れており、今回の旅では一番危険を感じたところでした。そのため、個人的には1枚目のマップか、3枚目の湯浪休憩所まで戻ってから進むルートをお勧めしておきます。

12時10分ごろ、横峰寺を出発します。休憩中、小雨が降ってきましたが、出発時には止んでいました。しかし一応、カッパを着用して進むことにします。寒いですし、脱いだり着たりするのは面倒ですからね。

香園寺への遍路道、山道は大師堂の前からさらに上へと上がっていきます。駐車場方面へと進む道です。霧の濃さは最高潮に達していました。

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※駐車場へとつづく道

上の写真の鳥居稲荷大明神のものです。ここで12時14分でした。

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※稲荷大明神

この後、ちょっと記憶があいまいですが、駐車場へとつづく車道に出る前に、香園寺への分岐点があったように思います。香園寺への道は、下りだったはずです。

この道は最初のうちは広くて歩きやすく、舗装もされていました。四国遍路 聖地巡礼のマップ*2によると次の香園寺までは9.6kmとなっていたので、2時間ちょっとで着くかな?と楽観していました。

ところが、完全な山道に入ってからは、道の荒れ様に悩まされることになります。はっきり言って、この道を通ったのは大失敗でした。倒木で道が塞がれている場所が、何か所もあったのです。

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※倒木で道が塞がれている

上の写真で12時42分でした。ご覧のとおりの状態です。しかしまあ、これはまたいで行けばいいので、それほど大きな問題ではありません。次をご覧ください。

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※巨大な倒木がゴロゴロしている

上の写真も、こんな大きな木が落ちてきたらどうしようとゾッとはしますが、道としては通ることができます。次です。

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※道がない

これはもはやほとんど道がなくなってしまいました。ここで、12時45分です。くぐることもできません。ここは確か左の薮の中を突っ切っていったように思います。

記憶ではもっとひどいところがあり、そこで一歩間違えると死んでしまうという経験をしてしまいました。

道がⅤ字型に折れ曲がっているところで、Ⅴ字の先の部分が大きな倒木で完全に塞がれてしまい、どうしようもないところに出たのです。上の写真のように薮の中を進む、ということもできない状態です。

そこで私が考えたのが、メフメト2世方式でした。どういうことかと言うと、 Ⅴ字型の道を通らず、A 字のように壁となっているところを登って横切ろうというのです。

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パワーポイントで作った図なので、ものすごく簡易ですが、これを使って説明いたしましょう。

上図の左側の「状況」のとおり、Ⅴ字の先端は完全に通れなくなっていました。そこで、先端を通るのを止めて、途中の壁になっているところを登って横切ろうとしたわけです。A 字のような感じになりますね。

これを「メフメト2世方式」と呼ぶのは、15世紀のオスマン帝国のスルタン(皇帝)メフメト2世にちなんでいます。

メフメト2世は、難攻不落のコンスタンティノープル攻略の際、金角湾が弱点となっていることを見抜きます。しかし、金角湾の入口は鉄鎖で封鎖されていて、船を入れることができません。そこでメフメト2世は、陸地の上を通って艦隊を運ばせるという荒業を行ったのです。目論見は大成功で、程なくコンスタンティノープルは陥落してしまいました。つまり、私はメフメト2世の艦隊の山越えにあやかろうというわけです。

登るのは容易で、我ながら天才ではなかろうか(※メフメト2世のパクリである)と思い下り始めました。しかし、自画自賛したのも束の間、下りで思い切り足をすべらせてしまいました。擬音語で申し訳ないですが、文字どおりズザザザーという感じです。

しかも運が悪かったことに、すべった先に小さな倒木があり、太い枝の先端が尖っていて犠牲者を待っているという状態だったのです。あと数cmずれていたら、枝が脇腹辺りに刺さってしまった可能性もありました。

雨つづきの真夏のお遍路ですから、あまり遍路道を通る方はいらっしゃらないでしょう。現に、横峰寺でお会いしたおばさんお二人は、湯浪休憩所の方に戻るとおっしゃっていました。そうすると、下手をすれば何日も誰も通らず、助けを呼ぶこともできず、という状況になっていた可能性があります。「死」を意識して身震いした瞬間でした。

ちょっとの差で枝には刺さりませんでしたが、すべって落ちたので他にも痛いところがあります。泥どろになったカッパをめくり、足などの様子を見てみます。幸い、身体は何ともありませんでした。

カッパを着ていたことも功を奏したかもしれません。カッパの生地はぶ厚く、防護服の代わりになったのだと思います。何はともあれ助かりましたが、もう今度こそ本当に山道は懲り懲りだ、と思いました。

さて、山道の歩きを再開します。この先の道も相変わらず荒れていましたが、すべり落ちたポイントほどではありませんでした。下の写真なんかはもはやかわいいものです。

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※倒木はつづく

上の写真で13時13分でした。

そこからまた約1時間山道を歩き、14時12分、ようやく山道を抜けました。

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※山道を抜けたところ

上の写真は、山道を出てから振り返って撮っています。

この場所は、香園寺奥の院白瀧から1.1kmほど山の方に進んだところです。ここからは道が舗装されています。ようやく安心して歩くことができます。どんどん下っていきました。ただ残念なことに、車道に出てからは雨が本降りになってきました。

香園寺奥の院は、舗装された道から少し外れてまた山道に入るので、無視して下っていきます。

松山自動車道の高架に近づいてくると、右に上がっていくところが出てきました。ここは、右も直進もどちらも遍路道の案内標識があります。上がるのがイヤだったので、私は直進しました。

高架下をくぐってから400メートルほど進むと、大谷池のところが公園のように整備されています。トイレらしき建物もありました。

この公園の北端付近に四国の道の道標があり、直進で香園寺まで1.5kmとなっていました。もう30分もかかりません。ようやく着くなと、ちょっと油断してしまいました。こうした油断が判断を誤らせるのです。

ここから170メートルほど北上したところに、遍路道の案内標識が出てきました。右に登っていくように示しています。そうか、いずれにしろどこかで登っていかなければいけないのかと思い、何とここで右に入ってしまいました。結論から言えば、これが大失敗でした。

距離はそれほどでもありませんが、結構急な坂を登っていきます。墓地の間を通るような感じです。墓地の先はまたGoogleマップで表示されない道になっており、またまた山道に入っていくことになってしまったのです。山道には懲りたはずなのに、直後にまた山道にインです。

イヤだよ~、コワイよ~と思いながら進んでいきます。ここもあまり人が通らないのか、荒れています。さすがに山奥ではないので、倒木などはありませんが、雑草が生い茂っています。また、毛虫も怖かったですね。

山道がイヤなので結構なスピードで歩いていきました。途中、慌てて身をかがめます。何かと言うと、ちょうど顔の高さに巨大なクモの巣が張り巡らされてあったのです。通り過ぎてから後ろを確認するとクモの巣は残っていたので、何とか顔面直撃は避けたようでした。

かなりイヤ~な気持ちになりながら前進します。すると、よく分からない神社の敷地に出ました。これも遍路道のようです。

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※よく分からない神社

香園寺は町中のお寺という印象でしたが、この神社はなかなかの山になっています。まだかよ~と思いながら神社の敷地を下っていきました。

結構雨が強くなってきていたので、余計に心細さが増します。

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※山門

山門を出てから、ようやくこの神社が高鴨神社であるということが分かりました。また、香園寺への案内標識や四国の道の道標も出てきました。しかし、竹やぶと石垣にはさまれた狭い道を通るので、本当に香園寺が近いのかよく分かりません。

実は香園寺の外周をぐるっと回る形で東の方に進んでいました。高鴨神社香園寺のちょうど真裏に当たるのです。

最後、右に曲がって進んでいくと、ようやく見たことのある景色にたどり着きました。ちょうどお寺に入ろうとしていた、子ども1人を連れた家族と出会います。また、老夫婦も参拝しようとしておられました。

とりあえずまずは駐車場にあるトイレに向かいます。横峰寺を出てからずっと行ってませんでしたので、結構我慢していました。まあ、小の方ですが。

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※駐車場とトイレ

トイレを済ませ、香園寺境内へ入ります。ここ、香園寺山門がありません。14時58分でした。

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※香園寺の境内の様子

結構雨が強くなっていることが分かります。奥のテントのところで参拝の準備を整えました。

このお寺は上の大きな建物が本堂となっており、その中の一部が大師堂扱いにもなっています。境内案内図や見所については、四国遍路 聖地巡礼のホームページ*3をご覧ください。

ということで、建物の右奥の階段を上がっていきました。私の他には上がっていく人はいませんでした。

入口のお杖立てを立て、泥どろのカッパを上に載せて何とかバランスを保って落ちないようにします。靴を脱ぎ、スリッパをお借りして中に入りました。靴下が濡れているので、ちょっと気が引けます。

中はとても大きなホールのようになっています。かなり近代的な建物です。そのホールの中心奥に、大きな大日如来像が祀られていました。まずはこちらで納経をします。人がいないので、声を出して読経しました。ホール内に響いて、なかなかいい感じです。

つづいて、脇侍のような形で右側のスペースに祀られている大師像の方で納経をします。前年に車遍路した際、中でお掃除をしておられた方に、ここが大師堂に当たりますよと教えていただきました。

これで納経は終わりました。外へ出て、納経所へ向かいます。前年に来た際は納経所はプレハブだったように思うのですが、このときはきちんとした建物になっていたように思います。ちょっと記憶があいまいではありますが。

納経所では、お坊さまではなく寺男らしきおじさんが記帳・押印してくださいました。

さあ、これで香園寺での参拝は終了です。次の宝寿寺を目指しましょう。

61番札所香園寺から62番札所宝寿寺まで

15時20分ごろに61番札所香園寺を出発して、62番札所宝寿寺には15時37分に到着しました。Googleマップと同じくらいのペースです。

香園寺からは駐車場の方に向かい、そのまま北東方向に進んでいきます。雨はそれほど強くはありませんでしたが、止んでもいませんでした。

結界石を通り過ぎてから、振り返って写真を撮りました。

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※香園寺の入口

上の写真では奥が香園寺で、私は奥からやってきました。

ここを過ぎるとすぐに五叉路に出るので、右の大きい道の方に進みます。東向きです。

140メートルほど進むと信号のある交差点があるので、今度は左に曲がります。曲がってから240メートルほどで、三嶋神社の大きな鳥居の前に出ました。

ここには中務茂兵衛道標があるようですが、気づきませんでした。また、遍路道の案内標識やシールにも最初は従っていたのですが、もうこの辺からは無視して進んでいます。

ここで、信号の手前の細い道を右に入っていきます。いったん南東に向かって、すぐに東に進んでいくようになる道です。ここを550メートルほど進んでいきました。

細い道のところを左折します。40メートルほどで国道11号線に出ました。ここからは、国道11号線を歩いていきます。

ちなみに62番宝寿寺も63番吉祥寺も国道11号線にほぼ面したところにあるので、61番の香園寺からはまず国道11号線に出てから東進していってもいいでしょう。その方が分かりやすいと思います。

国道11号線に出たところはちょうど横断歩道があり、右側に伊予銀行小松支店、横断歩道を渡った先にはラーメンショップ小松店がありました。とりあえず横断歩道を渡ります。国道のこの辺りは歩道がないので、歩くときは要注意です。国道11号線は香川方面と松山市とを結ぶ幹線道路ですので、交通量はかなり多いです。

ラーメンショップの駐車場からは、宝寿寺らしき屋根が見えました。もうすぐですね。

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※宝寿寺の屋根が見える

上の写真から数十秒で、左手に宝寿寺参道が出てきました。

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※宝寿寺参道

右の舗装されているスペースが駐車場になっています。

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※宝寿寺駐車場

線も何もない駐車場です。駐車場の反対側が、宝寿寺の入口になっています。

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※宝寿寺入口

このお寺も山門がありません。

宝寿寺は、私の肌感覚では四国八十八ヶ所の札所中で、最も面積が小さなお寺だと思います。おそらくそのことと関係があると思うのですが、宝寿寺は一時期四国八十八ヶ所の霊場会を脱退していたことがあります。

これだけ小規模なお寺だと、檀家も少なく、修行中の弟子などもいらっしゃらないのではないでしょうか。そうなると、ご住職のご家族だけで年中無休、7時から17時まで記帳・押印を受け付けないといけないわけです。これはなかなか大変ですよね。

規模が大きいお寺なら、交代要員も大勢いるでしょうから、納経時間の制約はそれほど大きなものではないでしょう。しかし、規模の小さなお寺だとこれは死活問題だと思います。

まあとにかく小さなお寺なので、ローソク立て香炉本堂大師堂の兼用になっています。これは八十八ヶ所中で、ここだけだったと思います。

ベンチで準備を済ませ、まずは本堂納経をしました。

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※本堂

大師堂本堂の隣にあります。境内案内図や見所については、四国遍路 聖地巡礼のホームページ*4をご覧ください。

大師堂でも納経を済ませ、納経所へ行きました。納経所は事務所のような建物です。おばさんが記帳・押印してくださいましたが、かなり無愛想な方でした。

さあ、これで宝寿寺も終わりました。この日最後となる、63番札所吉祥寺を目指しましょう。

62番札所宝寿寺から63番札所吉祥寺まで

15時50分ごろに62番札所宝寿寺を出発して、63番札所吉祥寺に着いたのは16時10分でした。Googleマップとほぼ同じくらいのペースで歩けています。

上に載せてあるGoogleマップのルートと少し異なりますが、最初はいきなり国道11号線に出ず、「伊予小松駅」前に出てから「小松駅前交差点」で国道11号線に出ました。なぜかはちょっと分かりません。遍路道の道標があったのでしょうか。

まあとにかく、「小松駅前交差点」からはひたすら国道11号線を東進していきます。交差点から600メートルほど進んだところにみなたけという飲食店がありました。その看板がなかなかユニークだったので、写真に収めています。

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※みなたけの看板

「TAKE OUT」ではなく、「TEKE OUT」がOKだそうです。ちなみにちょっと調べたところ、Tekeテケという人物は実在しており、元朝に仕えたウイグル人だそうです。いやあ私も知りませんでした。

みなたけから600メートル進むと、もう左側に吉祥寺の入口が出てきました。しかし裏口のような感じなので、山門まで進みます。ここを左折です。

60メートルほど進むと、左手に山門が現れました。16時10分です。

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※山門

この山門には、狛犬ならぬ狛象があります。

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※狛象?

私よりほんの少し先に父娘らしき二人連れが到着しておられました。娘さんらしき人は珍しい緑のワンピースを着ておられます。とりあえず、私は遅れて山門をくぐりました。

納経所の近くのベンチで準備を整えます。父娘が通っていかれるときに会釈をすると、娘さんの方は挨拶をしてくださいました。

まずは本堂から納経します。

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※本堂

ここは四国霊場で唯一、毘沙門天をご本尊としておられます。つづいて、本堂の左側にある大師堂納経をしました。

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※大師堂

大師堂の向こう側に見えているのが、国道11号線です。

大師堂の左側には、くぐり吉祥天女があります。くぐるとご利益があるそうです。境内案内図や見所については、四国遍路 聖地巡礼のホームページ*5をご覧ください。

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※くぐり吉祥天女

納経所本堂の右奥になります。お坊さまだったのですが、宝寿寺につづきこちらの方もとても無愛想でした。メモでは、宝寿寺は「愛想がなかった」と書いてあるのに対し、吉祥寺は「愛想がまったくなかった」と書いてありますので、こちらの方が無愛想だったようです。私が西国三十三所で学んだ無財の七施の一つ、「和顔施」を教えてあげたいくらいですね。

さあ、これでこの日の参拝はすべて終了です。バスに乗って、ホテルまで戻りましょう。

63番札所吉祥寺から「氷見」バス停まで

16時30分ごろに63番札所吉祥寺を出発して、「氷見」バス停には16時31分ごろに到着しました。お寺とバス停は、本当に指呼の距離でした。

山門を出て、国道11号線に戻ります。バス停は実は目と鼻の先でした。16時31分ごろ、バス停に到着です。バス停の写真を撮るのを忘れていました。

次のバスは時刻表によると16時53分です。だいたい1時間に1本という感じのダイヤですね。Googleマップで見るとこちら側のバス停にもベンチがあるようなのですが、実際はなかったように思います。立って、バスを待ちました。

歩きを終えて

バスは6分遅れで、16時59分にやって来ました。バスが遅れるとかなり不安になります。本当に動いているかは、実際にバスが来るまで分からないですからね。

バスは、ファミリーマート西条小松新屋敷店の敷地をぐるっと回るという珍しいルートを通ります。その後は国道11号線から国道196号線に進み、15分ほどで「共立病院入口」バス停に到着しました。

バスを降りると、すぐにセブンイレブン西条三津屋東店があります。何となくこの日はもうコンビニ飯の気分で、夕食の弁当と翌日の朝食を購入しました。

翌朝は荷物を宅急便で送ろうと思っていたので、伝票をもらえるかどうか店員のお嬢さんにうかがいます。ショートヘアの可愛らしい女の子でした。

私が余計なことを言ったせいか、危うくお会計を忘れてしまわれるところでした。かなり天然です。

ということでもらった伝票も、その天然ぶりに違わず、ちょっと違うものでした。何かいつもと違うなと思ったのですが、往復の宅急便伝票だったのです。「往」はいいのですが、「復」は余計です。あちゃ~という感じでとりあえずホテルに戻りました。

17時30分ごろ、ホテルに到着です。早速部屋で荷物を整理しました。伝票のことをフロントに電話で尋ねると、ここも宅急便のサービスをやっているようです。よかったです。フロントで、伝票をもらいました。

この後は、大浴場で入浴し、部屋で夕食をとりました。コンビニ飯にした理由は、夕食後にきちんと服を着てレストランに行くのが面倒くさいというのと、時間が遅くなっていたという理由もあったのです。

最後に、洗濯です。相変わらず湿気でもうもうとしたランドリールームで洗濯を済ませました。

翌日は1か寺だけとなります。予習を済ませ、早めに就寝しました。

歩き遍路振り返りデータ

歩き遍路のためにデータを振り返っておきます。なお、飲食費はここでは振り返りません。人によって飲食費は変わると思いますので。私は1日に500mlのペットボトルを6~8本くらい飲んでいましたので、飲み物代だけでも1日に1,000円以上は軽く超えていました。ただ、この辺りでは雨天が続いており、1日3~4本の消費に減っていたと思います。

札所情報

札所:4か寺

納経代:1,200円

大師納経代:1,200円

宿情報

ターミナルホテル東予

16㎡シングル(禁煙)

宿泊費:4,900円

室内に冷蔵庫・バス・トイレあり

WiFiあり

大浴場あり

洗濯機・乾燥機あり(2台ずつ?)

洗濯代300円、乾燥代200円(30分あたり100円)

アクセス:JR「壬生川駅」から徒歩7分

コンビニ:徒歩3分

古いホテルなのか価格は安いが、ビジネスホテルとして欲しいものはすべて備わっている。スタッフの対応も十分丁寧であり、この地域では常宿にしたいレベル

バス情報

行き:なし

帰り:せとうちバス 「氷見」~「共立病院入口」 390円

距離と歩数

ASUS VivoWatch BP(HC-A04)

カロリー:4,508kcal

距離  :32.8km

歩数  :47,352歩

※この日からスマホアプリの記録なし

 

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最終更新:2022.1.27